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トマトジュースは『朝』『夜』どっちに飲む方が良い?!→知られざる“意外なベストタイミング”とは?【管理栄養士が監修】

  • 2025.9.5
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

美容や健康に良いと話題のトマトジュース、みなさんは「朝飲む派?それとも夜飲む派?」どちらでしょうか?トマトジュースに含まれる栄養はもちろん魅力的ですが、実は“飲むタイミング”によって効果が変わることをご存じですか?今回は管理栄養士の視点から、トマトジュースのベストな飲み方について掘り下げます。トマトジュースをもっと効果的に生活に取り入れたいあなたに、必見のポイントを解説します!

トマトジュースの栄養パワーを味方に!朝と夜、それぞれの効果とは?

トマトジュースはビタミンAやカリウム、リコピンといった栄養素がたっぷり含まれています。特に注目されているのはリコピンという成分で、抗酸化作用があり、老化防止や血管の健康をサポートしてくれます。では、これらの栄養素を効果的に摂取するには朝と夜、どちらが良いのでしょう?

朝に飲む場合は、ビタミンなどの栄養が1日を元気にスタートするのに役立つのがメリットです。朝は代謝が活発になるため、栄養の吸収率も高まるという特徴があります。また、カリウムが豊富なトマトジュースは、余分な塩分を排出し、体のむくみを改善する効果も期待できるため、朝のむくみ解消にぴったりです。

一方で夜に飲む場合は、トマトの持つリコピンの抗酸化作用が睡眠中の体内活性酸素を除去してくれるため、美肌や健康維持に役立ちます。さらに、トマトジュースは夜に飲むことで、翌朝の血圧を安定させやすいとされています。

トマトジュースを最大限に活かすポイントと注意点

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

では、朝・夜それぞれの良さを活かしつつ、どうやってトマトジュースを生活に取り入れれば良いのでしょうか?

まず、朝に飲むなら空腹時がおすすめ。空腹時は胃腸が活発に動いているため、栄養が効率よく吸収されやすくなります。ただし、酸味が強いトマトジュースは胃に負担をかけやすい人もいるので、胃の弱い方は少量から始めるのが安心です。1日の適量は、約100~200ml程度とされていますが、商品によっても異なります。

トマトジュースを夜飲む場合は、就寝の約2時間前がベストタイミング。ゆったりとした気分で飲むことで体がリラックスしやすくなり、睡眠の質向上にもつながるでしょう。ただし、塩分が気になる方は無塩タイプを選ぶと良いでしょう。飲みすぎるとナトリウム摂取過多の心配もあるため、適量を守ることが大切です。

トマトジュースを毎日の生活に賢く取り入れよう!

トマトジュースは朝でも夜でも、それぞれに嬉しい効果があります。忙しい朝に栄養補給として飲めば、むくみケアや体の調子を整える助けに。疲れが溜まる夜に飲めば、抗酸化作用で肌や血管の健康を守り、ぐっすり眠るサポートにもなります。

大切なのは、自分の体調やライフスタイルに合わせて飲むタイミングを選ぶこと。例えば、胃が弱い人は夜ゆったりと、むくみやすい人は朝一番に飲むと良いでしょう。また、塩分量にも注意が必要です。

ぜひ、あなたにぴったりのタイミングでトマトジュースを楽しんでくださいね。


監修者:かきねキッチン 小池 三代子(InstagramブログX

管理栄養士×保育士|実務経験13年|現在はフリーランスの管理栄養士として、栄養相談や献立作成、記事執筆・監修を中心に活動中。「人に寄り添い、無理なく実現できる食生活のサポート」をモットーに、忙しい中でも続けられる、簡単でおいしい時短レシピを発信している。