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管理栄養士「罪悪感をなくせます」→いつものラーメンを“栄養たっぷり”に変える?!魔法の『ちょい足し』食材

  • 2025.8.31
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

みんな大好きなラーメン。でも、ついつい「カロリーが高いし栄養バランスが偏ってるかも…」と、食べるたびに少し罪悪感を感じている人も多いのでは?実は、そんなラーメンに「ちょい足し」するだけで、栄養たっぷりの一杯に変身できる方法があるんです。管理栄養士の視点から、その魔法の食材をご紹介!ちょっとした工夫で健康的に、しかも美味しく食べられるラーメンは必見ですよ。

ラーメンの栄養バランスを知ることから始めよう

ラーメンは手軽で美味しい反面、脂質や炭水化物が多くなりがちで、食べるたびに健康面が気になるという声はよく聞きます。特にインスタントや外食のラーメンは、塩分も高めで野菜不足になりやすいのが現状です。タンパク質も量が足りていない場合が多く、栄養の偏りは生活習慣病のリスクにもつながることがあります。

ではどうすれば、食べたいラーメンの美味しさをキープしながら罪悪感を減らせるのか。カギとなるのは“ちょい足し”の食材選び。豊富な栄養をプラスしてバランスアップを図ることが、誰にでもできる簡単なアプローチです。具体的には、どんな食材が合うのか、どう取り入れればよいのかを知ることで、ぐっとラーメンの健康度が上がります。

管理栄養士が教える!ラーメンにプラスしたい魔法の“ちょい足し”食材5選

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

ここからは、手軽に手に入って栄養価をぐっと押し上げてくれるおすすめの食材をご紹介します。

  • ほうれん草や小松菜などの緑黄色野菜
    ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、抗酸化作用も期待できます。加熱するとかさが減るため、十分なを食べられるのも嬉しいポイントです。

  • 完全栄養食品とも呼ばれ、良質なタンパク質とビタミン、ミネラルがたっぷり。半熟や煮卵にしてトッピングすれば、見た目も豪華に。
  • キクラゲやえのきなどのきのこ類
    低カロリーで食物繊維が豊富。免疫力のサポートや腸内環境を整える助けになります。
  • 豆腐や厚揚げ
    植物性タンパク質を補え、満腹感もアップします。
  • わかめ・海苔などの海藻類
    カルシウムやマグネシウム、ヨウ素などのミネラルや食物繊維が豊富。食物繊維は糖や脂質の吸収を穏やかにしてくれる効果も期待できます。

これらの食材はどれも調理やトッピングとして簡単に加えられます。例えば、冷凍ほうれん草をレンジで軽く加熱し、ラーメンにトッピングするだけでも栄養価は格段にアップ。卵はスーパーで買ってきて簡単に調理でき、手軽にタンパク質を追加できます。豆腐も一口大に切りスープに入れるだけ、キクラゲやえのきはさっと炒めて乗せるとコリコリの食感も加わり満足感が増します。

これらのちょい足しを取り入れることで、普段のラーメンが体に優しい一杯に大変身。満足感もアップし、さらに健康維持に役立つといううれしい効果も期待できるのです。

ラーメンの楽しみを健康と両立する新習慣を

ラーメンは誰もが愛する定番メニュー。でも栄養面が気になるなら、管理栄養士おすすめの簡単“ちょい足し”食材でヘルシーに変身させましょう。手軽にできるこれらの方法は、忙しい日にもぴったり。買い置きしやすい食材を活用しながらぜひ今日からラーメンの“ちょい足し”習慣を始めてみませんか?

いつもの一杯が、驚くほど栄養たっぷりに変わるはずですよ。


監修者:工藤まりえ

大学にて栄養学と分析化学を専門とし、管理栄養士免許を取得。卒業後は都内飲食系会社にてフードコーディネーターとして勤務。また、管理栄養士としてはスポーツジムに通う方を対象に、体質改善・ダイエットのための栄養指導を実施。短期的な痩身だけではなく、健康的で太りにくい体質への改善を目指した、専門的かつ行動に移しやすいアドバイスを毎月100名程に対して行っている。