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【潜入】“平成”を完全再現した展示が泣けた…ポケベル、ガラケー、写ルンです、プロフ帳に胸キュン「NEO平成レトロ展」レポート

  • 2025.8.10

一周回って新しいカルチャーとして、再注目されている「平成レトロ」。Z世代でも、ファッションやヘアスタイル、文具など……平成時代に流行ったアイテムを取り入れた、NEO平成スタイルがじわじわとブームになりつつあります。今回は、そんな“平成”という近くて遠い時代の魅力を集めた「NEO平成レトロ展」が西武渋谷店で開催されていると聞きつけ、足を運んでみました。どこか懐かしくて、新しい「平成」を感じられる「NEO平成レトロ展」をレポートします!

思い出を残せる「平成プロフスタジオ」は誰でも参加OK!

まず、会場に入る前に気になったのがこちら。

大型プロフィール帳に“今日の思い出”を書き残せる参加型展示。プロフ交換を思い出して早くも懐かし泣きしそう……!

レシート式の写真機も設置してあるので、撮影してポスカで落書きして思い出を残してみるのも◎。「平成プロフスタジオ」に関しては、チケットがなくても誰でも参加できるコンテンツとなっていますので、気になった方はぜひ体験してみてくださいね。

懐かしのフィルムカメラやポケベル&ガラケーもずらり!

会場に入ると目に入るのは、ずらっと陳列されたフィルムカメラたち。

当時の若者のバッグに必ず1個は入っていたであろう富士フイルムの“写ルンです”をはじめ、セピアやモノクロで撮れるフィルムカメラや水中カメラなど、懐かしのカメラが展示されています。

少し進むと、次はポケベルのコーナーに。「うわー、まだこんなの残ってたんだ……」と、平成時代を過ごした筆者はグッとエモい気持ちに。

こちらはポケベルのコード表、暗号のようですよね(笑)。この文字の下の数字を「ポケベル打ち」と呼ばれる少し変わった方法で打ち込むと日本語入力できるというもの。当時の若者たちはこの記号を必死に覚えて、いかにスピーディーに友達や彼氏彼女にメッセージを送るかを競い合っていたんです。今考えるとこれ、ちょっとした脳トレになりますよね(笑)。不便って素晴らしい!

ポケベルコーナーを抜けていくと、平成と言ったらコレ!ガラケーのコーナーです。

スマホ世代には信じられないような初期のゴツめ携帯から、カラフルな折りたたみガラケー、通称“パカパカ携帯”など、錚々(そうそう)たるラインナップ。

実機に触ることができるスペースも!

“平成音楽アイテム”にも出会えるエモ過ぎるコーナー

音楽アイテムコーナーに入っていくと、ヒットソングのCDジャケットが年表と共に一面にずらり!今はもうほとんど見かけることもなくなった、“8cm CD”まであるぞ……!

そんな平成を彩った楽曲たちを再生する、懐かしのポータブルプレイヤーたちもずらりと展示。

CDプレイヤーは、CDを買ってすぐ聴けるというメリットがありましたが、揺れなどのちょっとした衝撃で音飛びしてしまうという脆弱性も(笑)。みんな、なんとか工夫しながら一生懸命聴いていた気がします。

1990年代に入ると、MDプレイヤーが急速に普及されていきます。CDプレーヤーと比べて振動に強く、音飛びのリスクが少ないというところも魅力。CDからMDにお気に入りの曲をデジタルコピーし、オリジナルMDを作って友人にプレゼントしていたり……無駄に労力をかけていた気がしますが、今となっては良い思い出ですね。

2000年代初頭に登場し、オーディオプレイヤー界隈に革命を起こしたのがApple社のiPod。デザインも今みても全く古さを感じさせないスタイリッシュさ!なかでも、iPod nanoやiPod miniはカラバリも豊富で、持ち歩いているだけでワクワクするような可愛さでした。

会場では実際にCDプレイヤーやMDプレイヤーで音楽を聴けるコーナーも設置してありますので、今の携帯の音質と聴き比べしてみるのも面白いかもしれません。

令和で再びブームになっている「たまごっち」やゲーム機も

1996年に発売され、当時のJK(女子校生)を中心に爆発的にヒットした「たまごっち」も展示されていました。超お宝であろう初期モデルやコラボたまごっちも並び、30年近くも世代を超えて愛され続ける唯一無二のおもちゃだと改めて感じますね。

他にも当時人気だったゲーム機「ドリームキャスト」や「PS2」など、平成世代が見たら号泣ものの懐かしいゲーム機も。画質はどうであれ、もう一度プレイしたい!

あの頃がよみがえる、日常を彩った平成アイテム

ほかにも、「My平成デイズ~毎日の中にあったドラマ~」コーナーでは、平成のカップルが“カップル匂わせ”として流行らせたというシーブリーズのキャップ交換や、今でこそ当たり前になった“香り”を前面に打ち出した資生堂の「ティセラ」(画像はヘアコロンリンス)シリーズも。

“あの頃の部屋”を令和に再現した、「キラキラ平成♡ルーム」も懐かし可愛い!

“エモかわいい”お菓子やアイテムも購入可能

平成気分の興奮冷めやらぬまま会場を出ると、やはり気になるのは物販コーナー。駄菓子屋に寄り道して友達と買いまくったあの駄菓子たちを、悲しいことに令和の価格(物価高…涙)で購入することができます(笑)。

平成女児の心を鷲(わし)掴みにした「サン宝石」の特別スペースも展開しています。サン宝石のオリジナルキャラクター「ほっぺちゃん」の平成レトロな「ギャルほっぺちゃん」が買えたり、土・日・祝日限定で自分だけの「ほっぺちゃん」がつくれるワークショップも開催中です。

いかがでしたでしょうか?「NEO平成レトロ展」は、筆者のように平成をリアルタイムで過ごした世代には懐かしさがこみ上げる“エモい”空間であり、平成を知らないZ世代にとっては、斬新で新鮮な発見ができる展示会でした。写真や映像だけでなく、実際に手に取って体験できる展示が多いのも、本展の大きな魅力!「NEO平成レトロ展」は8月末までの開催。ぜひ足を運んで、あなただけの「平成レトロ」な思い出を体験してみてはいかがでしょうか。

「NEO平成レトロ展」
会期:2025 年7月24日(木)~8月31日(日)10:00~20:00
※最終入場は閉場の30分前まで
会場:西武渋谷店 A館2F イベントスペース
(〒150-8330 東京都渋谷区宇田川町21−1)
当日券:¥1,800(税込) 8月31日(日)17:00まで販売
公式HPhttps://www.tbs.co.jp/NEO-heisei-retro-ten/

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