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旅行の荷物を最小限に減らすアイデア

  • 2025.8.12

泊まりがけで旅行に行くときはできるだけ荷物を少なくしたいもの。荷物が軽量・コンパクトなら身軽に移動できるほか、肩こりや腰痛の予防にも。夏休みや冬休み、連休の旅行を快適に楽しむために、荷物を最小限にするアイデアをご紹介します。

1.衣類を減らすコツ

季節にもよりますが、衣類は旅行における最大の荷物になることが多いもの。工夫してコンパクトにまとめましょう。

旅先の天気を事前にチェック

週間天気予報などで旅先の天気や気温をあらかじめ把握しておけば、持参する衣類を厳選できます。旅先が国内でも、遠方であれば天気や気温が地元とは大きく異なることが少なくありません。雨が降るのかどうかや、気温、湿度も確認して最適な衣類を選びましょう。

着回しのきく服を持参する

旅行では着回しのきく服を選んで荷物を減らしましょう。その際、歩く時間や座って移動する時間が長いことを考慮して、動きやすくてシワになりにくい服を選ぶとよいでしょう。
 
ワンピースやワイドパンツ、ロングスカート、軽量タイプの羽織りものなどは特におすすめです。

圧縮袋に入れる

衣類を圧縮袋に入れるとコンパクトに収納できます。圧縮袋にはビニール製のものや布製のものがあり、ファスナーを閉めることで圧縮できます。衣類にシワがつくのを防ぐには、折りたたんだときの大きさに合わせて圧縮袋のサイズを選ぶとよいでしょう。

現地で洗濯する

旅行中に現地で洗濯すれば持参する衣類を減らせます。旅先で洗濯する方法は主に次の3つ。それぞれメリット・デメリットを理解して自分に合う方法を選びましょう。

● ランドリーサービスのある宿泊施設を選ぶ
ランドリーサービスとは、洗濯物をフロントに預けて洗濯・乾燥などをしてもらう有料サービスのこと。プロの仕上がりが期待でき、自分で洗濯する手間を省けます。料金は高めであることが多く、費用を気にせず時間を有効に使いたい人におすすめです。

● 洗濯乾燥機やコインランドリーがある宿泊施設を選ぶ
客室に洗濯乾燥機を設置しているか、共用スペースにコインランドリーを設置している宿泊施設を選べば自分で洗濯できます。一般的に、客室の洗濯乾燥機は無料か低料金で使用でき、コインランドリーは洗濯機、乾燥機がそれぞれ1回数百円で使えます。

時間と手間はかかりますが、ランドリーサービスよりも料金が安く、好きなタイミングで洗濯できます。携帯用の洗剤や洗濯ネットを持参すると便利でしょう。費用を抑えながら効率よく洗濯したい人におすすめです。

● 自分で手洗いする
客室で洗濯物を手洗いする方法もあります。洗濯機で洗うよりも手間がかかるほか、自然乾燥の時間もかかりますが、費用はもっとも安く済みます。

携帯用の洗剤や衣類を干せるロープ、洗濯バサミなどを持参するとよいでしょう。洗濯物が少ない場合や、できるだけコストを抑えたい場合におすすめです。

2.化粧品を減らすコツ

化粧品もかさばりやすい荷物です。上手に減らすアイデアをご紹介します。

宿泊施設のアメニティを事前にチェック

荷造りをする前に、まずは宿泊施設のアメニティをチェック。よくあるアメニティとして、歯ブラシ、歯磨き粉、カミソリ、ヘアブラシ、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ハンドソープ、ヘアゴム、化粧水、乳液、タオル、パジャマ、ドライヤーなどがあります。
 
アメニティを把握しておけば荷物の重複を避けられます。ただし、敏感肌の人は使ったことがないスキンケア用品で肌荒れを起こすことがあるため、化粧品は使い慣れたものを持参する方がよいケースもあります。

スキンケア用品を減らす

スキンケア用品を持参するときに荷物を減らすアイデアをまとめました。

● 小分け容器に入れる
普段使っている化粧品を小分け容器に入れることでコンパクトに収納できます。小分け容器は100均や日用品店などで販売されています。

● トラベルキットやトライアルサイズを活用する
トラベルキットやトライアルサイズの化粧品は、通常サイズよりも小さいためかさばりません。

● オールインワンタイプを活用する
化粧水・乳液・美容液・クリームなどの役割をひとつにまとめたオールインワンタイプならコンパクトで持ち運びが便利です。

メイク用品を減らす

メイク用品は旅先で使いたいものをできるだけコンパクトにまとめましょう。アイテムを減らすなら複数の役割を兼ねたコスメを活用するのもおすすめです。
 
たとえば、日焼け止め・化粧下地・ファンデーションの機能を持つBBクリーム、リップ&チーク、アイブロウ&アイカラーなどがあります。

3.お土産を減らすコツ

帰りの荷物で増えてしまいがちなのがお土産です。しかし、欲しいお土産を購入しても荷物を減らすことは可能です。

事前に購入する

賢くお土産を買うには、ネットショップやカタログ通販での事前購入がおすすめ。荷物を減らせるのはもちろん、旅先での限られた時間を有効に使える、お土産が割れたり欠けたりする心配がないなど多くのメリットがあります。旅行から帰った後でも購入できるので、お土産が足りないときでも安心です。

現地で発送する

旅先で購入したお土産を自宅に発送することで荷物を減らす方法もあります。多くの宿泊施設では配送サービスをおこなっており、フロントで手続きができます。お土産店によってはその場で発送してもらえるところも。料金は荷物の大きさや発送先によって異なります。

4.これがあると便利!

ここでは、旅行に持って行くと役立つアイテムをご紹介します。

エコバッグ

旅先にエコバッグを持って行くとあらゆるシーンで活躍します。エコバッグは小さく折りたためるものや、カラビナ付きでバッグに取り付けられるものだとかさばりません。

【旅先でのエコバッグの活用例】
● パッキングするときの衣類や小物の仕分けに使う
● 洗濯物を入れるランドリーバッグとして使う
● 旅先で買い物をするときのレジ袋代わりに使う
● お土産など荷物が増えたときにサブバッグとして使う

最小限の防災グッズ

旅行の荷物は少ない方がよいとはいえ、旅先で万が一被災したときの備えは重要です。災害時に役立つ最小限の防災グッズをポーチなどに入れておきましょう。
 
防災グッズの例として、あめなどの食品、常備薬、マスク、生理用品やサニタリーショーツなどの女性用品、ハンカチ、ホイッスル、小型ライト、メモ用紙、筆記用具などがあります。

(まとめ)
旅行で重たい荷物を持ち歩くのは大変ですが、荷物を減らせばその分、負担を軽減できて快適に過ごせます。大人世代こそ身軽な旅を楽しみましょう。


構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

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