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永遠に受け継がれる “消費されない” ジュエリー 無二の「天然ルース」と、地金はリサイクルシルバー

  • 2025.8.4

どれも無二なルースをセッティング

新ジュエリーブランド「maison TOI(メゾントワ)」
新ジュエリーブランド「maison TOI(メゾントワ)」

「永遠に受け継がれるジュエリーを」をコンセプトに、サスティナブルな価値観を体現する新ブランドがデビューします。エムハビット社が創業5周年を記念して立ち上げるラグジュアリージュエリーブランド「maison TOI(メゾントワ)」が、2025年8月末に東京・表参道で初お披露目されます。

ブランド名「maison TOI」には、フランス語で「あなた」を意味する“TOI(トワ)”と、日本語の「永遠(トワ)」を掛け合わせたもの。一時的なトレンドや大量生産された装飾品ではなく、世代を超えて受け継がれる価値を持つジュエリーを目指しています。

使用される素材にも注目です。明治後期から大正初期に山梨県甲府市で栄えたジュエリー産業時代に世界中から集められた天然石のデッドストックを活用。これらの石は1mmあたり数万年という時間を掛けて自然に生成された模様を持っています。

天然石の仕上げには、山梨県に伝わる伝統的な手磨き・石擦り技術が用いられます。この技術は世界的なブランドからも高く評価されており、職人が一つ一つ丁寧に仕上げることで、それぞれのジュエリーに個性的な表情を与えています。

コンセプトに合わせて、地金にはリサイクルシルバーを採用。サイズ変更も可能な設計で、長く愛用できる工夫も施されています。

ファーストコレクションとして発表される「ABUKUシリーズ」は、泡の儚(はかな)さと多様性に着想を得たデザイン。天然石の形に合わせて、大きさの異なるダイヤモンドを一点ずつセッティングした唯一無二の作品です。

「maison TOI」の初お披露目は、8月28日(木)から30日(土)まで表参道のtiers galleryで開催される「M habit inc 5th anniversary LIMITED STORE 2025」にて。日本の美意識と伝統技術から生まれた新たなジュエリーの世界観をじかに体感できます。

(LASISA編集部)

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