「何に見える？」あなたが”現実逃避してること”がわかる心理テスト

やるべきことがあるのに、つい後回しにしてしまう。考えなければいけない問題から、無意識に目をそらしてしまう。そんな風に、誰もが心の中に何かしらの「現実逃避したいこと」を抱えているのかもしれません。

この心理テストでは、一枚の渦巻く図形があなたに何に見えるかを通して、今あなたが無意識のうちに避けようとしているものを診断します。自分自身の心と向き合うことで、明日への一歩を踏み出すきっかけが見つかるかもしれません。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.洗濯機の渦

2.台風

3.惑星

4.蚊取り線香

洗濯機の渦に見えたあなたは、日々の終わりのない雑務やタスクから現実逃避している状態かもしれません。

やってもやっても片付かない家事や、次から次へと舞い込んでくる仕事など、繰り返される日常のサイクルにうんざりしているのではないでしょうか。

ぐるぐると回り続ける洗濯機の渦のように、同じことの繰り返しの毎日に、達成感を得られず、徒労感を覚えているのかもしれません。その結果、「何もかも放り出してしまいたい」という気持ちが心の奥底で渦巻いているようです。

一度完璧を目指すのをやめて、思い切って休息する日を作ってみましょう。タスクを細かく分け、一つ終えるごとに自分を褒めてあげることも有効です。効率化よりも、まずは自分の心のエネルギーを充電することを優先してみてください。

台風に見えたあなたは、複雑で面倒な人間関係から現実逃避している状態かもしれません。職場や友人、家族との間で、気を使ったり、板挟みになったりと、目に見えないストレスが心に重くのしかかっているのではないでしょうか。

近づいてくる台風のように、人間関係のトラブルがもたらす気分の落ち込みや、厄介事を予感し、無意識に心を閉ざしてしまっているようです。人と関わること自体が、今のあなたにとっては大きな負担になっているのかもしれません。

全ての人と上手くやろうとする必要はないでしょう。心から信頼できる人とだけ、深く関わるようにするなど、人間関係に優先順位をつけることも大切です。一人の時間を確保し、心を休ませることも意識してみてください。

惑星に見えたあなたは、考えても答えが出ない、漠然とした未来への不安から現実逃避している状態かもしれません。キャリアプランや将来の生活設計など、壮大で掴みどころのない問題について考えるのを、無意識に先延ばしにしているのではないでしょうか。

遠く壮大な惑星のように、未来というテーマが今の自分にとってはあまりに大きく、非現実的なものに感じられているようです。向き合うべきだと分かってはいても、どこから手をつければ良いか分からず、思考が停止してしまっているのかもしれません。

遠い未来のことばかり考えるのではなく、「今週やること」「今日できること」に意識を集中させてみましょう。目の前の小さな一歩を積み重ねていくことが、結果的に未来への不安を解消する一番の近道になるはずです。

蚊取り線香に見えたあなたは、目標達成のために必要不可欠な、地道な努力から現実逃避している状態かもしれません。すぐに結果が出ない、単調で根気のいる作業に対して、モチベーションを失いかけているのではないでしょうか。

ゆっくりと燃え進む蚊取り線香のように、成果が見えるまでに時間がかかることに対して、焦りや退屈さを感じているようです。華やかで即効性のある成功を夢見て、コツコツと努力を積み重ねるという現実から目をそらしたい気持ちがあるのかもしれません。

大きな目標を達成した自分を想像することも大切ですが、まずは小さな目標を設定し、それをクリアする喜びを味わう工夫をしてみましょう。日々の努力の過程そのものを楽しむ方法を見つけることで、着実にゴールへと近づいていけるでしょう。

ライター: Kazuhide.Y

公認心理師、心理学ライター。心理学を「ちょっと難しい学問」ではなく「毎日の生活に役立つ知識」としてお届けします。あなたの心が少しでも軽くなるような、そんな情報発信を目指しています。