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夏の防災必須アイテム!ドライシャンプーはどのタイプを選ぶ?

  • 2025.7.21

とは言え、一口にドライシャンプーと言っても様々なタイプの製品があり、どれを買ったら良いか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、親子で5タイプを使って試した様子をリポートします。

※記事内の商品価格は、すべて2025年6月筆者購入時点のものです(税込)。

被災時にも日常使いにも!ドライシャンプー

ドライシャンプーは、スプレーやシートなど様々な形状がありますが、どれも水で洗い流さずに髪や頭皮の臭いやベタつきを軽減できます。普段のシャワーを使った洗髪というよりは、一時的に爽快感を得られるアイテムといえるでしょう。

とはいえ、ベタつきを抑えるための皮脂吸着剤や、頭皮をサッパリさせるエタノールやメントールが含まれており、被災してお風呂に入れない時や、日常生活でも汗をかいて髪がベタついた時に活躍します。

夏の時期は特に種類豊富で、ドラッグストアでも販売されているため手軽に購入できます。

どのタイプのドライシャンプーが良い?5種類を試してみます

タイプによって使い方が少しずつ異なり、それぞれに良い所がありました。

スプレータイプ

髪から15~20cmほど離し、髪を小分けにしながら地肌に向かって吹きかけ、地肌全体に行き渡るように指で馴染ませます。

子どもにも試してもらいました。吹きかける際の音が大きく、少し驚いた様子。もっと小さい子だと怖がることがあるかもしれません。

手に吹きかけてみると強めのスースー感があり、肌表面はサラサラになりましたが、パウダーが手に残ります。

お風呂に入れずにこのスプレーだけで何日も過ごした場合、このパウダーがどの程度頭皮に残るのか、少し心配になりました。

ミストタイプ

頭皮と髪全体に吹きかけ、指の腹でマッサージしタオルでふき取ります。セミロングで7~8プッシュが目安量だそう。

子どもに使ってもらうと、「スプレータイプよりも怖くなくて良い」とのこと。

泡タイプ

今回はAmazonで745円で購入しましたが、店頭では介護用品コーナーで見つけることができました。

泡を手に取り、髪と頭皮全体に伸ばしながらマッサージし、くしでとかしてからタオルでふき取ります。ふき取りの際に濡れタオルを使用するとよりさっぱりするそう。

泡で出てくるため普段のシャンプーと似た感覚で使えて、子どもも使いやすそうでした。

シートタイプ

毛量が多い私の頭皮にはあまりシートが届かず、これまで使った3タイプの中では最もスッキリ感を感じませんでした。

毛量も多くてロングヘアの娘に使ってみたところ、全ての髪を拭きとろうとするとかなり時間がかかって大変でした。「あんまりサッパリしなかった」とのこと。

手袋タイプ

先ほどのシートが手袋状になったものです。こちらは「手袋型ハンディシャンプー」。2枚入り110円で、セリアにて購入しました。

娘もこちらのタイプなら自分で扱うことができました。

仕事の日は整髪料を使う人も多いので、しっかり整髪料を落とせてかさばらないシートタイプ・手袋タイプは使いやすいと思います。

使ってみた結果

項目ごとに良いと思った順に並べてみました。

【サッパリしたもの】
泡→スプレー→ミスト→手袋→シート

【扱いやすいもの】
スプレー・ミスト→手袋→シート→泡

【子どもにおすすめ】
ミスト・泡→手袋→シート→スプレー

【ロングヘアにおすすめ】
ミスト→泡→スプレー→手袋→シート

わが家の防災バッグに入れるなら、泡タイプが良いと思いました。くしとタオルが別途必要になりますが、他のタイプと比べて汚れが落ちる感覚がありました。

身体を清潔に保てるアイテムは必携!

夏は特に汗や臭いが気になります。電気や水道が使えないこともある災害時、身体を清潔に保って快適に過ごせるアイテムは必携です。

暑いこの時期は、様々なドライシャンプーがドラッグストアにも種類豊富に並んでいます。今回のレビューも参考に、ぜひ災害時の備えにドライシャンプーを追加してください!

<執筆者プロフィル>
シマサキアヤ
フリーランスライター

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