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将来はカバ顔、それともマントヒヒ顔? ”老け見え”のタイプ別で攻略する顔ツボTIPS

  • 2026.3.9
Dimitri Otis / Getty Images

老化印象は、主に「顔の下半分」に集中しています。ご自身の顔タイプに合ったツボ押しで、たるみを解消し、すっきり若々しい印象へと導く方法とは。ヘルスケアエキスパートの奈部川貴子さんに聞きました。

監修者紹介

奈部川貴子さん

ヘルスケアエキスパート/鍼灸師、KAOYOMI サロン代表。美容ジャーナリストを経て、世界各国の「顔の反射区」を用いた療法を研究し、鍼灸と融合した「KAOYOMIツボメソッド」を確立。現在はサロンワークの傍ら、ワークショップや企業への技術提供などを行っている。著書「美肌をつくる顔のツボ・反射区ケア フェイスマッピング」(学研プラス)

老け見えの原因は「顔の下半分」のたるみにあった

Photographer, Basak Gurbuz Derman / Getty Images

シワやシミなど老化のサインが複数あるなかで、顔立ちの老け印象に大きく影響するのが「たるみ」です。

「たるみは主に、皮膚の弾力低下によって生じますが、“表情筋の衰え”も原因のひとつです。筋肉本来のしなやかさが失われることで、肌をしっかり支える力が低下するのです。これには表情のクセや、生活習慣が関係します」

表情筋には、使い過ぎの筋肉と、あまり使っていない筋肉が存在するそう。例えば、歯を食いしばるクセがある人は、奥歯近くの筋肉を酷使して硬くなり、エラが張って見える傾向が。また、多くの人は、唇を上方向に引き上げる筋肉をあまり使わないことで、ゆるみが生じ、鼻の下が間延びして見えるのだと言います。

Buena Vista Images / Getty Images
Germán Vogel / Getty Images

「目から上の額は直下にある骨が、筋肉や皮膚を支えていてたるみはそこまで気になりません。一方で、多くの表情筋の衰えによる老け見え原因は、“顔の下半分”に集中します。そのタイプは大きくふたつあります。フェイスラインがもたつく“カバタイプ”、目の下から頬がげっそり落ちる“マントヒヒタイプ”です」

将来の自分の老け見えタイプはどっち?

数年後、自分がどのような老け見えになりやすいのかを知ることは大切。奈部川さんに、生まれつきの顔立ち、普段の生活習慣・クセなども踏まえてチェック項目を出してもらいました。AとB、それぞれの項目で当てはまるものはいくつあるか確認してみましょう。

Aタイプ

  • 太ると顔に脂肪がつきやすい
  • 若い頃からほうれい線が目立つ
  • 噛みしめ、食いしばりが強い
  • 口角が下がっている
  • 以前より顔が四角くなった気がする
  • フェイスラインを隠す髪型が好き

Bタイプ

  • やつれた印象に見える
  • まぶたが落ちくぼみ、目の下がげっそりしている
  • 若い頃から小じわが目立つ
  • 若い頃から痩せ体型
  • 寝不足がすぐ顔にでる
  • 皮膚が薄くて乾燥しやすい

Aが多い人は、「カバタイプ」、Bが多い人は「マントヒヒタイプ」です。両方とも同数の人は中間タイプですが、今後の生活習慣によって、どちらかに近づく可能性があります。

「顔の下半分の老化印象には、表情筋に繋がるツボへの刺激が効果的です。使い過ぎて硬くなった筋肉をゆるめ、動きが悪くなった筋肉の可動域を広げ、筋肉本来のしなやかさを取り戻していく顔ツボをぜひ取り入れてみてください」

今日から始めて! タイプ別のおすすめの顔ツボ習慣

顔の下半分、特に口元は、表情筋が複雑に交差する部分です。カバタイプ、マントヒヒタイプ、それぞれ合ったツボ押しを実践しましょう。

【ツボ押しのポイント】
指をかぎ型に曲げ、第2関節の角をツボにあてて、10秒グーッとプッシュ。この動きを左右交互に、2セット繰り返します。

◆カバタイプの特徴とツボ

AlonzoDesign / Getty Images

顔に脂肪がつきやすく、表情筋が衰えると脂肪を支えられずに下垂しやすいタイプです。下がった脂肪が口周りにたまり、ほうれい線が目立ちやすい傾向も。また咬筋(こうきん)を使い過ぎて肥大化し、四角い顔立ちになります。

カバタイプ1.「牽正」(けんせい)| たるんだ頬をリフトアップするツボ
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頬のたるみの原因は、硬くなった咬筋(こうきん)です。食いしばりによる筋肉の緊張を和らげるツボがおすすめです。むくみを解消し、すっきりとした印象に導きます。

「牽正」 はどこにある?
  • もみあげから垂直に下がり、耳たぶ下のラインと交差する位置。
カバタイプ2.「顴髎」(けんりょう)|顔全体をしっかり支えるツボ
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大頬骨筋(だいきょうこつきん)のこわばりをゆるめ、柔軟に保つことで、頬全体をしっかりと支えます。ほうれい線を目立たなくしたいときにもおすすめ。

「顴髎」はどこにある?
  • 目尻から垂直に下がり、頬骨下のへこみと交差する位置。

◆マントヒヒタイプの特徴とツボ

AlonzoDesign / Getty Images

顔の脂肪が減少しやすく、目の下から頬にかけてげっそりすることで老け印象が際立つタイプです。皮膚が薄く、年齢とともに乾燥しやすい傾向もあります。顔全体に小じわが広がりやすく、それが老化印象を後押しする場合も。

マントヒヒタイプ1.「地倉」(ちそう)|口元をゆるめ口角を上げるツボ
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口元をぐるりと囲む口輪筋(こうりんきん)や、頬と繋がる頬筋(きょうきん)など、さまざまな表情筋が交差するツボ。筋肉の緊張をゆるめることで、口角をキュッと引き上げます。

「地倉」はどこにある?
  • 口角より小指の幅外側のくぼんだところ。
マントヒヒタイプ2.「地護」(ちご)|気になるマリオネットラインに
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口角を下に引っ張る口角下制筋(こうかくかせいきん)をゆるめることで、フェイスラインを美しく整えます。口角からあごにかけて刻まれる、マリオネットラインを予防する働きも。

「地護」はどこにある?
  • 口角より垂直に下がった延長線と、下あごの骨沿いのへこみが交差する位置。

最後に……

肌を支える表情筋をしなやかに保つと、たるみの解消はもちろん、ハリ感あふれる印象になります。顔の下半分タイプのツボ押しを実践して、カバにもマントヒヒにもならない、すっきりとした輪郭を目指しましょう。

※この記事は、2026年3月9日時点のものです。

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