新しく始めたい、住まいの「夏支度」4選！ 梅雨明けから快適に過ごす工夫を伝授

「夏支度」もう始めている？

例年通り、猛暑が予想される2025年の夏。少しでも涼やかで快適な夏を過ごせるよう、今から始めたい「夏支度」について、ご紹介します。

断熱効果の高いアイテムを取り入れる

まず、最初におすすめしたいのは断熱効果のあるアイテムを部屋の中に取り入れるということ。

（1）サンシェード 夏場の直射日光は、室内温度を上昇させる大きな原因です。冷房効果を妨げてしまわないよう、南向きの部屋にはサンシェードを設置するのがおすすめ。工事不要の突っ張り式サンシェードが展開されているので、マンションやアパートでも手軽に取り付けられます。

（2）断熱遮光カーテンを取り入れる 断熱・遮光効果をもつカーテンは、冷暖房の効力を高めるアイテムです。夏は外からの熱が室内に伝わりにくく、冬は室内の暖気を逃がしにくくする優れもの。青みがかった白や寒色系を選ぶと、視覚的にも涼しさを実感できるはず。

夏らしい素材を活用

バンブーやリネンなどのナチュラルな風合いは、夏にぴったりな素材です。そのほか透け感のあるアイテムや、涼やかな印象のガラス素材をプラスするのもおすすめ。よく使う調理器具や食器をガラス素材に変えたり、インテリアにレースやリネンを取り入れたり、素材や質感をアレンジするだけで夏らしい空間に整います。

簡易なグリーンを生活に取り入れる

「観葉植物の設置やお世話はハードルが高い」という人におすすめしたいのが、お世話のしやすいグリーンを取り入れること。例えば、水を張ったガラスボウルに、グリーンを浮かべるだけの水耕栽培ほか、水を使わないテーブルプランツや、フェイクグリーンなどがあります。視覚的な“涼”を求めている人は、インテリアに取り入れるといいかもしれません。

通気性のいい寝具やスリッパに買い換え

多湿で汗ばむ夏は、いつもより心地よさを大切にしたいところ。その一歩として、肌に触れるタイミングが多い、または肌に触れる時間が長いアイテムから見直してみませんか？ 接触冷感効果のある寝具、足指が蒸れない草履タイプのスリッパ、吸湿性が高くサラッとした肌心地のインナーなど、高温多湿な日本で心地よく過ごすためのアイテムを積極的に選んでいきたいところです。

【まとめ】天気が悪く、外出のタイミングが失われがちな梅雨こそ、猛暑を乗り切る夏支度のチャンス。まずは過ごす時間が長いリビングや自室から、夏仕様に変えてみませんか？

（夏木紬衣）