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管理栄養士「身が硬くなるかも」→実は『海老』との組み合わせに注意したいのは『あの食材』だった…

  • 2025.8.26
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

料理の組み合わせは楽しみのひとつですが、中には相性が悪く、食感や味を損なうものもあります。特に「海老」と合わせて食べる際には注意が必要な食材があるのをご存知でしょうか?管理栄養士の指摘によると、ある“意外な食材”が海老の身を硬くしてしまう可能性があるとのこと。そこで今回は、海老と相性が悪い食材について詳しく解説しつつ、そのメカニズムや注意点をわかりやすくお伝えします。

海老とレモンは実は相性NG?!

海老はお刺身やグリル、揚げ物などさまざまな調理法で楽しまれる海産物ですが、その身にはたんぱく質が豊富に含まれています。一方、レモンの酸味成分であるクエン酸は、さっぱりとした風味を加えるだけでなく、食欲を刺激し消化を助ける効果も期待されます。だからこそ、多くの料理で海老にレモンを添えることが定番になっているのです。

しかし、ここに落とし穴があります。レモンの強い酸が海老のたんぱく質に影響を与えやすいのです。具体的には、酸によって海老の身が硬くなったり、食感が変わる可能性があるため、食べ合わせの面で少し注意が必要とされています。

知っておきたい海老とレモンを使った料理のポイント

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

とはいえ、海老とレモンの組み合わせがすべてNGというわけではありません。実際、多くの料理でレモンが海老の美味しさを引き立てているのも事実です。ポイントはタイミングと方法にあります。

例えば、調理の最後にレモンを絞って加える場合、酸がたんぱく質に影響を与える時間が短いため、硬くなりにくく、爽やかな風味を楽しめます。また、海老をレモン汁に漬けておく“マリネ”のような調理は、酸の作用で身が締まり、プリッとした食感になるので好まれています。ただし、長時間付けすぎると硬くなりすぎることもあるため、程よい時間が大切です

まとめると、食材としての海老とレモンは決して相性が悪いわけではなく、使い方次第で美味しさを引き出せる組み合わせであると言えます。しかし、調理法や個人の好みに合わせて適切に使うことが、海老とレモンの魅力を最大限に生かす秘訣というわけです。

新発見も期待!海老とレモンの食べ合わせに秘められた可能性を楽しもう

海老とレモンの組み合わせは、食感の面で注意が必要です。
食材の相性を知ることは、おいしく食べるための大切なポイント。海老のぷりっとした食感を損ねないよう、レモンを加えるタイミングなどに注意してみてるとよいでしょう。

食材を購入する際に食べ合わせについても考えながら、食事を作ってみてはいかがでしょうか。


監修者:かきねキッチン 小池 三代子(InstagramブログX

管理栄養士×保育士|実務経験13年|現在はフリーランスの管理栄養士として、栄養相談や献立作成、記事執筆・監修を中心に活動中。「人に寄り添い、無理なく実現できる食生活のサポート」をモットーに、忙しい中でも続けられる、簡単でおいしい時短レシピを発信している。