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プロ「その選び方、もったいないかも!」→おいしい『梨』を見分ける、究極のチェックポイントとは?【食のプロが解説】

  • 2025.8.25
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

旬の果物の中でも、特に夏の終わりから秋にかけて楽しめる梨は日本人にとってファンの多い存在。しかし、スーパーや果物店で「どの梨を選べば本当においしいの?」と迷った経験はありませんか?甘さやみずみずしさは品種だけでは決まらず、見た目だけで選ぶと思わぬ失敗も。実は、プロの目線で見ると「その選び方、ちょっともったいないかも!」と改善できるポイントがいくつもあるんです。この記事では、食のプロが教える、誰でも簡単にできる究極のおいしい梨を見分けるチェックポイントをご紹介します!

知らなきゃ損!梨の“本当においしい”を見極めるための大事なポイント

梨は品種によって味や食感が異なりますが、同じ品種でもおいしさには大きな差があります。甘さは糖度だけで測れないし、形や大きさだけでの判断では、充分とはいえません。おいしい梨を見分けるには、まずは「重さ」「皮の状態」「形」の3つのポイントに注目しましょう。例えば、同じサイズならより重みがある梨は水分が多くジューシーである証拠。

さらに、食べごろを見極めるには柔らかすぎないかどうかも大きな指標になります。固すぎると未熟、柔らかすぎると過熟で味が落ちることが多いからです。

具体的にチェックしたい点を次の章で見てみましょう。

お店で差がつく!プロが伝授する賢い梨の選び方と保存術

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

おいしい梨を選ぶポイントは、形がよく果皮にハリがあり、同じ大きさなら重みがあるもの。軸がしっかりして色ムラがなく、お尻がふっくらと広いものが良いとされています。果皮のザラザラ感(茶色い斑点)は熟すにつれて減り、食べごろになるとなめらかになるため、なるべくザラザラが少なく、表面がなめらかなものを選びましょう。

また、梨の種類によって食べころの色は異なりますが、幸水などの赤梨と呼ばれる種類は黄色から適度な赤みがでてくると食べ頃だといわれています。また、二十世紀梨などの青梨は緑色が少し黄色っぽくなってきたら食べ頃です。

また、梨は乾燥を防ぐためキッチンペーパー等でひとつずつ包み、ビニール袋に入れて野菜室で保管するとみずみずしいまま保存することができます。

プロが教える梨選びで秋の味覚を楽しもう!

梨は大きければいいというわけではなく、皮の手触りやお尻の形にも注目してみましょう。ポイントを押さえた選び方と正しい保存方法を知れば、家庭での秋の味覚が格段にアップグレードします!

スーパーで次に梨を選ぶときは、ぜひ今回のコツを思い出してみてくださいね。


監修者:初崎 麻衣(Instagram / Facebook

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フードコーディネーター・フードスタイリスト。
フードビジネススクール「チュ・ア・レゾン」卒業後、サラダボウル専門店のメニュー監修、調理家電のメニューブックや記事の監修、キッチンツールの監修など、食を通じた企業とのコラボレーション活動を行っている。