プロ「その選び方、間違っているかも」→美味しい『グレープフルーツ』を見分ける、究極のチェックポイントとは？

スーパーや果物屋さんでグレープフルーツを選ぶとき、なんとなく“重いものがジューシーなのでは”とか“皮の色が鮮やかな方が中の果肉の状態も良いのでは”といったイメージがありますよね。しかし、実はそうした一般的な選び方では“本当においしい”グレープフルーツを見分けきれていないことが多いんです。旬の味わいを最大限に楽しみたいなら、ちょっとしたポイントを押さえるだけで味の違いがはっきり感じられます。この記事では、食のプロの視点から、おいしいグレープフルーツ選びのチェックポイントをわかりやすく解説します。

おいしいグレープフルーツ選びの落とし穴

グレープフルーツを選んだ際、「皮がツヤツヤしていたから買ったのに、酸っぱすぎて食べられなかった…」そんな経験はありませんか？
実はグレープフルーツは外見の印象と中身のおいしさが一致しないことが多い果物。だからこそ“本当においしい一玉”を選ぶには、ちょっとしたコツが必要です。

一見よく言われるのが「皮が光っているもの」「重いもの」「鮮やかな色のもの」。これらは確かに目安にはなりますが、実はそれだけでは充分ではありません。グレープフルーツは品種や栽培環境、収穫後の熟成状態によって糖度や酸味、ジューシーさが大きく変わるため、外見だけで判断すると“見た目は立派なのに酸っぱい…”なんて失敗につながりやすいのです。

プロ直伝！おいしいグレープフルーツを見分けるチェックポイント

それでは、具体的にどんな点を見て選ぶのがよいのでしょうか。注意したいものも一緒にお伝えします。

• 重さを確かめる：同じサイズなら重いほどジューシーで果汁がたっぷり。
• 形を見てみる：球形のもののほうが糖度が高いと言われています。なるべくキレイな丸みがあるものを選びましょう。
• 皮の状態をチェック：皮は薄いもののほうが食べやすいといわれています。そのままの形で売られているものは皮の厚さをみることが難しいですが、その場合は少し触ってみてゴワゴワとした感触よりもなめらかなものを選ぶようにしましょう。

逆に注意したいものとしては、下記があげられます。

• サイズが大きいのに軽い
• 形が縦長のもの
• 皮が硬くて厚いもの

これらを参考に、ぜひグレープフルーツを購入する際にチェックしてみてくださいね。

せっかく食べるなら新鮮でおいしい一品を！

グレープフルーツは、パッと見た印象だけではおいしさが分からない奥深い果物。重さや皮の質感をしっかりチェックすれば、酸っぱさにがっかりすることなくおいしいグレープフルーツを選ぶことができます。

ビタミンなどの栄養もたっぷりなグレープフルーツ。ぜひ朝食や食後のデザートなどで楽しんでみてはいかがでしょうか。

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監修者：初崎 麻衣（Instagram / Facebook）

フードコーディネーター・フードスタイリスト。
フードビジネススクール「チュ・ア・レゾン」卒業後、サラダボウル専門店のメニュー監修、調理家電のメニューブックや記事の監修、キッチンツールの監修など、食を通じた企業とのコラボレーション活動を行っている。