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「お昼にカップ麺食べてしまった…」『罪悪感ゼロ』にする“ちょい足し食材”は?毎月100名指導の管理栄養士に聞いてみた

  • 2025.8.21
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

忙しい昼休み、サッと済ませたいとついカップラーメンだけで済ませてしまうことありますよね。でも「やっぱり体に悪いのかな…」と罪悪感を感じる人も多いのでは?実はカップラーメン、上手に“ちょい足し”すれば栄養バランスも改善できて、気持ちよく午後を迎えられるんです。この記事では管理栄養士の知見から、カップラーメンにプラスするだけで罪悪感を消し、健康にも嬉しい“ちょい足し食材”をご紹介します。

カップラーメンだけで済ませるお昼、その実態と問題点とは?

カップラーメンは忙しい時の強い味方で、手軽にお腹を満たせる一方、栄養の偏りが気になります。脂質や塩分が比較的多めなうえ、野菜やたんぱく質が不足しがち。これが毎日の習慣になると、生活習慣病のリスクも高まってしまいます。

たとえば、カップラーメンだけの食事はビタミン・ミネラルや食物繊維が少なく、体調不良や肌荒れ、疲れやすさの原因になりやすいのです。また、塩分過多でむくみや高血圧を招くことも。健康を気遣うなら、毎回カップ麺だけで済ませるのはなるべく避けたいところ。しかし、平日の昼は時間も限られているし、かといって別の食事を用意するのも大変・・・そんな悩みに応えてくれるのが“ちょい足し食材”です。

栄養アップ!管理栄養士おすすめの“ちょい足し食材”3選

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

管理栄養士が推奨する“ちょい足し食材”は、手軽に栄養バランスを整えられるものばかり。カップラーメンに入れるだけで味も栄養価もアップして、満足感が高まります。具体的なおすすめを3つご紹介します。

1、冷凍野菜やカット野菜で簡単にビタミン補充

人参やキャベツなどのカット野菜やほうれんやブロッコリーなどの冷凍野菜を少し加えるだけで、普段不足しがちなビタミンや食物繊維を補えます。あらかじめカットされているので手間いらず。彩りも良くなって食欲アップ間違いなしです。

2、 卵で良質なたんぱく質と満足感をプラス

卵は栄養バランスの宝庫。カップラーメンに生卵を溶き入れたり、ゆで卵を添えたりするだけでたんぱく質がしっかり摂取できます。忙しい時は電子レンジで簡単に温められる温泉卵キットも便利です。

3、海藻わかめや乾燥野菜でミネラルと食物繊維を補おう

乾燥わかめや乾燥野菜ミックスなどをプラスすると、手軽にミネラルや食物繊維をプラスすることができ、腸内環境のサポートにも役立ちます。乾燥タイプなら保存も効き、使いたい時にさっと足せるのが嬉しいポイント。

これらの食材を組み合わせて入れるだけで、忙しい毎日でも試すことができるでしょう。

簡単ちょい足しで健康キープ!カップラーメン生活を上手に乗り切ろう

カップラーメンだけの昼食は手早くて便利ですが、そのままだと栄養バランスが偏りがち。管理栄養士が教える“ちょい足し食材”を活用すれば、味も美味しくなるのに加え、必要な栄養素を無理なく補給できます。忙しいあなたの味方として、冷凍野菜や卵、海藻などをストックしておけば、毎日のランチにプラスするだけで罪悪感を減らし、健康的な体づくりが期待できるでしょう。今日からぜひトライしてみてくださいね。


監修者:工藤まりえ

大学にて栄養学と分析化学を専門とし、管理栄養士免許を取得。卒業後は都内飲食系会社にてフードコーディネーターとして勤務。また、管理栄養士としてはスポーツジムに通う方を対象に、体質改善・ダイエットのための栄養指導を実施。短期的な痩身だけではなく、健康的で太りにくい体質への改善を目指した、専門的かつ行動に移しやすいアドバイスを毎月100名程に対して行っている。