「突然、何かの動物が走ってきたけど…」一瞬で逃げてしまった謎生物の“正体”＜海外で話題の動物2選＞

海外SNSではときどき、動物たちの思わぬ姿やユニークな変化が話題になります。

今回はアメリカ合衆国の掲示板型ソーシャルニュースサイト「Reddit」で注目を集めた2つの投稿をご紹介します。

ひとつはメキシコで目撃された“思わず二度見”してしまいそうな野生動物、もうひとつは手術をきっかけに見た目が変わったモルモットの驚きの姿です。

どちらも動物たちの意外な一面が垣間見える、驚きと笑いにあふれた内容となっています。

すばしっこく逃げた“謎の動物”の正体は…？

メキシコ・カンクンのある建物の中に、突然現れてすぐに逃げていった動物の写真がSNSに投稿され、大きな注目を集めました。

ぱっと見たところ猫や小型犬にも見えますが、よく見ると…何かが違うような？

カンクン（メキシコ）で走ってきたと思ったら逃げた動物。

投稿された写真をもとにSNSでは「この動物は何か？」と多くのコメントが寄せられました。

正体を知っている人からは、こんな声が。

ハナグマはアライグマの仲間で、南米〜中米では比較的よく見かける野生動物なのだそう。

コメントによれば、街中にも現れることがあり、パパイヤを盗んだり、人間の財布をくわえていったという驚きのエピソードも。

見た目は一見かわいらしいのですが、攻撃的な面もあり、あまり人に対して警戒心がないようです。まるで漫画のキャラクターのようなハナグマ。遭遇しても近づかず、そっと見守るのが良さそうですね。

もうひとつ話題になったのは、手術を終えたモルモットのちょっと不思議な変化。

ある飼い主さんが、術後のモルモットの毛の色が手術前と違っていることに気づき、SNSに写真を投稿しました。

手術したところの毛が違う色に生えかわったモルモット。
前はこの部分がクリーム色だったんだ。シャム猫にも同じことが起きるそうだ、毛の色はその皮膚の部分の体温によるらしいね。

以前はクリーム色だった背中の毛が、術後には濃い色になっていたというこのモルモット。コメント欄では、その原因についての知見や体験談が多く寄せられました。

動物によっては、体温が低い部分の毛は暗い色になりやすいらしいよ。暗い色の毛のほうが保温性があるからね。あと、毛を剃られた部分もほかの皮膚よりも体温が低くなるから、体温を保つために暗い毛が生えるらしい。
手術の費用を忘れてほしくないから毛の一部を変色させたのかも。
お顔の毛がおしりの色とお揃いになったのか、その逆なのか…。どっちにしろ今の見た目もかわいいね！

投稿者さんもこの変化をユーモアたっぷりに受け止めており、後に「この子は宇宙イチの高級モルモットちゃんだよ！」とコメントしています。

見た目はちょっと変わったけれど、元気いっぱいなモルモットの様子に多くの人がほっこりしたようです。

海外のSNSでは、思いがけない動物の姿や、見た目のちょっとした変化が大きな話題になることがあります。

メキシコで目撃されたハナグマは、そのコミカルな行動と見た目のギャップで驚きと笑いを呼び、手術後にイメチェンしたモルモットは、動物の身体の不思議さや回復への喜びを改めて感じさせてくれました。

どちらも、日常の中で出会った小さな“びっくり”や“気づき”が、世界中の人たちと共感を生むきっかけになっています。