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世界が恋する海に揺られて。夏に訪れたい、美しい渡嘉敷島への旅

  • 2025.7.6

暑い夏こそ海へ行きたい。そして行くのならやはり綺麗な海へ行きたくなる。

沖縄本島の海ももちろん綺麗だが、那覇から船に乗ること高速船で約40分。慶良間諸島の渡嘉敷島(とかしきじま)で、ケラマブルーの美しい海に酔いしれてみるのはどうだろうか。

日帰りでも多くの人が訪れる島。だからこそ島に宿泊するとわかる、日中とは異なる朝晩の雰囲気もまた魅力のひとつだ。

海はもちろん、ゆっくりと島時間を堪能しながら最高の島旅を満喫してみよう。

那覇と渡嘉敷島を結ぶフェリー

眺める海も潜る海も、それぞれの美しさがある

ビーチでのんびり過ごすのはもちろん、綺麗な海に飛び込んでみるのもそれぞれおすすめしたい。美しい海に囲まれた渡嘉敷島だからこそ、心置きなくケラマブルーの海に揺られてみよう。

2つのビーチで過ごす、極上の時間

2024年には世界で最も素晴らしいビーチ50選に選出された「阿波連(あはれん)ビーチ」。

白い砂浜と青い海のコントラストが美しい、島のメインビーチ。ビーチアクティビティはもちろん、周りには宿や飲食店も多いので拠点の中心に。

阿波連ビーチ

とくにおすすめしたいのが、少し坂道を登ったところから見渡す景色。お昼前後だとより美しい景観に、時間も忘れてしまうだろう。

もうひとつは「とかしくビーチ」。公共交通手段がない場所のため移動手段が限られるが、その分人が少なく静かにゆったりと過ごせる。

とかしくビーチ

また、ウミガメの遭遇率も高く、ビーチからのシュノーケルで見られるチャンスも。島内に宿泊していれば、暑くなる前の朝の静かなビーチでウミガメ探しも楽しいコンテンツのひとつだ。

運が良ければウミガメと泳げることも

島に来たからには外せない、癒しの水中空間

水中=深い方がすごいというわけではなく、浅瀬でのシュノーケルや体験ダイビングでも、ケラマブルーの海はとても美しい。

降り注ぐ太陽の光できらめく砂、そして珊瑚の周りを優雅に泳ぐ熱帯魚の群れ。よくダイビングをしている人でも見惚れてしまうほどの世界。

珊瑚礁と熱帯魚たち

とくに夏は海の色もより青く透明度も上がってくるので、ぜひ体験してほしい。ツアーに参加するとビーチから行けないポイントもエントリーでき、より楽しめる。

もちろんダイビング好きな人も、渡嘉敷島はポイントが多いので数日潜ってもポイントが被らないことも。砂地から珊瑚礁、外洋エリアから地形まで、好みに合わせたスタイルでダイビングをしてみてはどうだろうか。

ボートの影も水底に映るほどの美しさ

海をたくさん楽しんだあとは、美味しい島グルメ!

宿での食事はもちろん、渡嘉敷島では夜営業のみの飲食店もあるので、昼には味わえない島の味が待っている。そのなかでも、とくにおすすめな飲食店を2件紹介したい。

【Cafe Shimamun+】お酒がすすむカジュアルなイタリアン

前菜の盛り合わせ

こじんまりとした店内で、事前に予約をしないと来店が難しいほどのお店。

島で採れた野菜や魚介類などを使ったイタリアンは、どれを食べても間違いなし。

おすすめは前菜の盛り合わせ。種類豊富なワインとの相性もよく、どんどん飲み進めてしまうほどの美味しさ。締めにはピザやイカスミチャーハンも。たくさん食べて、たくさん飲んで1日締めくくりたい。

【居酒屋 丸二】沖縄料理が味わえる、いつも賑わう島の居酒屋

島の周りで獲れた魚介類も楽しめる

こちらもいつも席が埋まっていて、予約が推奨されるお店だ。来島者はもちろん、島の人の飲み会の場としてもいつも賑わいが絶えない。

沖縄料理をはじめとしたメニューが多く、どれもリーズナブルな価格で利用できる。お酒も泡盛をはじめオリオンビールなど、沖縄らしい一杯で乾いた喉を潤せる。

これを見ずには帰れない?絶景すぎる夕陽と星空

夕陽が沈んだ後のグラデーション

時間帯的に美味しいご飯を優先させるか、それとも夕陽をとるか迷ってしまうが、島に来たらこれも外せない。

夕陽を見るなら阿波連ビーチからも近い「クバンダキ展望台」がおすすめ。

隣の阿嘉島などの奥に沈む夕陽、そして展望台その瞬間を共にする人々。「渡嘉敷島に来てよかったな!」と強く感じられるひと時だ。夕陽が沈んでからの空に広がるグラデーションも美しく、お腹が空いていることもつい忘れてしまう。

天の川まではっきり見える夏の夜空

また、夜空に広がる星空は都会ではなかなか見ることのできない光景。

お酒を飲んでいなかったり、車がある場合は外灯のない展望台などへも行けるが、阿波連ビーチからでもこの星空が見られる。

波音を聞き心地よい潮風を浴びながらの星空鑑賞は、忘れることのできない思い出になるはず!

暑い夏に、美しい島を旅しよう

これだけ魅力がたくさん詰まった島で、そして季節は夏となると、国内はもちろん海外からも多くの人が訪れる。

島に滞在する人をはじめ、それ以上に日帰りで訪れる人も多い。滞在をより楽しむためにも船や宿、飲食店やアクティビティは前もって予約がおすすめだ。

夏に島旅を考えている人はもちろん、沖縄旅行で気軽に行ける離島・渡嘉敷島にぜひ訪れてほしい。

All photos by Suzuki Ei

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