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管理栄養士「なるべく避けて」→その麦茶の作り方、実は『食中毒』を招いている…やりがちな“NG習慣”とは?

  • 2025.8.17
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

暑い季節になると、さっぱりとした味わいで人気の麦茶。家で手軽に作れて節約にもなるとあって、多くのご家庭で愛飲されていますよね。

でも、管理栄養士が「なるべく避けて」と警鐘を鳴らす『NG行動』があるのをご存じでしょうか?実は、ちょっとしたミスが食中毒の危険を招いてしまうこともあるんです。

今回は、安全に美味しく麦茶を楽しむために、普段の作り方で気をつけたいポイントと注意すべき行動について詳しく解説します。

麦茶作りの意外な落とし穴…知らずにやりがちなNG行動とは?

家庭で麦茶を作るとき、ついやってしまいがちなのが「作り置きした麦茶を冷蔵庫で長時間保存する」「十分に煮出さずに作る」ことです。これらは細菌の繁殖を促し、食中毒のリスクを高めてしまいます。

例えば、煮出し時間が短いと麦茶の温度が十分に上がらず、菌が残りやすくなります。また、作った麦茶を常温で長時間放置すると、菌が繁殖しやすい温度帯に晒されるため、見た目は変わらなくても中で菌が増えてしまうのです。

さらに、麦茶ポットの内側やふたに付いた水滴も、菌が繁殖しやすい環境になります。適切な洗浄と乾燥を怠ると、知らないうちに「細菌の温床」となってしまうので、日頃から清潔に保つことが大切です。

どうすれば安全&美味しく作れる?具体的なポイントと対策

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

麦茶を安全に美味しく楽しむには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。

  1. 煮出したあとに放置しない
    麦茶を煮出したあと放置するのは危険です。特に30度前後で細菌が繁殖しやすいといわれているため、冷ますためにキッチンで放置するのはやめましょう。
  2. 素早く冷ますこと
    煮出したらすぐに冷ますか、氷を入れて素早く冷却します。急冷することで菌の増殖を抑えられます。
  3. 冷蔵保存&飲み切りの目安
    麦茶は冷蔵庫で保存し、できれば3日以内に飲み切るのが理想的です。3日以上保存すると菌が増えるリスクが高まります。
  4. 容器の清潔保持
    麦茶を入れるポットや容器は、使うたびに丁寧に洗い、しっかり乾燥させましょう。特にスポンジ洗浄後は熱湯消毒や漂白剤の使用も時折検討すると安心です。蓋や注ぎ口も菌が付きやすいので忘れずに洗浄してください。

麦茶は美味しくて健康に良いですが、作り方次第で危険もあることを知ろう

夏の定番飲料である麦茶は、家庭で手軽に作れる便利な飲み物です。しかし、管理栄養士が指摘するように、「保存環境の悪さ」「容器の不衛生」といったNG行動は、食中毒のリスクを高めてしまいます。

特に暑い季節は菌が繁殖しやすいため、煮出し時間をしっかり守り、作ったらすぐに冷やして冷蔵保存、そして容器の清潔な管理を心掛けることがとても重要です。

今回のポイントを押さえて、安全で美味しい麦茶を楽しみながら、夏の水分補給を上手に乗り切りましょう!


監修者:かきねキッチン 小池 三代子(InstagramブログX

管理栄養士×保育士|実務経験13年|現在はフリーランスの管理栄養士として、栄養相談や献立作成、記事執筆・監修を中心に活動中。「人に寄り添い、無理なく実現できる食生活のサポート」をモットーに、忙しい中でも続けられる、簡単でおいしい時短レシピを発信している。