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管理栄養士「なるべく避けてほしい」→実は『蕎麦』と相性の悪い食べ物があった…意外な“NG食べ合わせ”とは?

  • 2025.8.17
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

暑い季節にさっぱりと食べられる「蕎麦」は、多くの人にとって夏の定番メニュー。
でも、実は普段何気なくやっている調理方法が、蕎麦の美味しさや栄養を損なう原因になることをご存知でしょうか?管理栄養士が伝える「なるべく避けてほしい蕎麦のNG行動」とは?意外と知られていないNGポイントを徹底解説します。
これを読めば、毎日の蕎麦がもっと美味しく、健康的に楽しめるはずです!

蕎麦の魅力と調理時の落とし穴

蕎麦は日本人にとって馴染み深い食品で、その独特の香りと喉ごしの良さは、多くの人に愛されています。蕎麦はそば粉を主原料とし、低カロリーでビタミンB群や鉄分、食物繊維もなども豊富。健康志向の方には嬉しい食材です。

ここで知っておきたいのが蕎麦の調理方法のポイント。

蕎麦をゆでている途中に吹きこぼれそうになった場合、差し水をするとお湯の温度が急激に下がり、ゆで加減にムラが出る原因になります。

特に家庭用コンロでは温度調整が難しいため注意が必要です。差し水をせずに火加減を弱めたり、鍋の位置を調整することで、吹きこぼれを防ぎつつ、そばの食感や味を安定させることができます。

食べ合わせを気をつけたい食材も…

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

実は蕎麦を食べるときに気をつけたい食材があるんです。

蕎麦に含まれる『鉄分』は体に取り入れたい栄養ですが、『ナス』に含まれるアクの成分には、鉄分の吸収を妨げる可能性があると言われているのです。そのため、蕎麦とナスを一緒に大量摂取してしまうと、鉄分補給の効果が弱まってしまうこともあります。

とはいえ、「絶対に一緒に食べてはいけない」というわけではありません。鉄分をしっかり摂りたいタイミングでは、ナスの摂取を控えたり、蕎麦と別に摂取することで栄養の吸収を助けることができます。また、ナスを茹でる・蒸すといった調理法を使えば、アクが減り、より胃腸にもやさしくなります。

蕎麦を美味しく楽しもう

蕎麦は日本の食文化に根付くヘルシーな麺類ですが、ちょっとした調理の工夫や食べ合わせで食感や栄養が変わってしまいます。今日からぜひ、NG行動をやめて美味しい蕎麦の魅力を満喫してくださいね!


監修者:かきねキッチン 小池 三代子(InstagramブログX

管理栄養士×保育士|実務経験13年|現在はフリーランスの管理栄養士として、栄養相談や献立作成、記事執筆・監修を中心に活動中。「人に寄り添い、無理なく実現できる食生活のサポート」をモットーに、忙しい中でも続けられる、簡単でおいしい時短レシピを発信している。