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ゆで卵は『朝』『夜』どっちが正解?!→実は“ベストなタイミング”があった…知られざる効果とは?【管理栄養士が監修】

  • 2025.8.13
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

手軽で栄養満点なゆで卵。朝食にサッと食べる人もいれば、夜のおつまみや小腹満たしに選ぶ人も多いですよね。でも、「ゆで卵って朝と夜のどっちに食べるのがベストなんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?実は、ゆで卵の持つ栄養価やカラダへの効果はタイミングによって変わるんです!

この記事ではゆで卵の『食べるベストタイミング』を管理栄養士の視点からわかりやすく解説。毎日の卵生活がもっと健康的になり、あなたの生活リズムにピッタリ合う食べ方が見えてきますよ。

ゆで卵の魅力的な栄養

ゆで卵は良質なタンパク質の宝庫であり、ビタミンB群やビタミンD、ミネラルも豊富。朝食に食べると、体や脳にエネルギーをしっかりと補給でき、日中の活動をサポートしてくれます。

特にタンパク質は、筋肉や皮膚、ホルモンの材料になるため、朝から食べることで代謝を高めたり、集中力アップに役立つのがポイントです。

一方、夜にゆで卵を食べるメリットも見逃せません。 ゆで卵に含まれるトリプトファンというアミノ酸は、良質な睡眠を促すセロトニンやメラトニンの生成に関わります。夕食での適度なタンパク質補給によって、寝ている間の筋肉の修復や疲労回復も期待できるんです。

でも、夜遅い時間に脂質が多い食事や消化に負担をかける食べ物を摂ると、睡眠の妨げになることも。ゆで卵は比較的消化も良いですが、量や食べるタイミングには少し注意が必要です。

ゆで卵を食べる最適なタイミングとは?

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

ゆで卵を食べる理想的な時間帯は、毎日の生活習慣や目的によって変わってきます。例えば、忙しくて朝は食事がおろそかになりがちな方には、朝のゆで卵がエネルギー補給としてぴったり。手軽に食べることができて満腹感も得られやすく、午前中の空腹感を抑えやすいのもメリットです。

また、筋トレや運動を習慣にしている方は、運動後30分以内にゆで卵を含むタンパク質を摂ることで筋肉の合成をサポートできます。夜に軽めのゆで卵を食べることは、夜間の修復活動にもプラスとなりますが、寝る直前の大量摂取は避けましょう

さらに、ダイエット中の方は、朝にゆで卵を食べることで満腹感を得て間食を予防する効果も期待できます。 逆に、仕事が夜遅くまで続いた日や、生活リズムが不規則な人は、その日に応じて朝夜どちらでも取り入れて問題ありません。

そして、ゆで卵を食べる際は新鮮なものを選び、保存状態もしっかり管理すると安全です。

ゆで卵の『ベストタイミング』は、目的次第!

ゆで卵は朝でも夜でも、それぞれにメリットがたくさんある優秀な食材です。

朝はエネルギー補給や集中力アップ、夜は睡眠の質向上や疲労回復をサポートしてくれます。ただし、タイミングや量を間違えると体に負担になることもあるので、自分の生活リズムや目的に合った食べ方を心がけるのが大切。

ポイントを押さえれば、ゆで卵は毎日の健康維持に強い味方になってくれます。この機会に「自分に合ったゆで卵のタイミング」を見つけて、健康的な毎日を過ごしてくださいね!


監修者:工藤まりえ

大学にて栄養学と分析化学を専門とし、管理栄養士免許を取得。卒業後は都内飲食系会社にてフードコーディネーターとして勤務。また、管理栄養士としてはスポーツジムに通う方を対象に、体質改善・ダイエットのための栄養指導を実施。短期的な痩身だけではなく、健康的で太りにくい体質への改善を目指した、専門的かつ行動に移しやすいアドバイスを毎月100名程に対して行っている。