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「冒頭10分経たず帰った…」「なんで実写化するの?」“原作とのギャップ”に悲痛の声も…だけど「マジで神映画」称賛続出の秀作

  • 2025.8.2

多くのファンに愛される漫画や小説の“実写化”。原作への深い愛があるからこそ、その報せは大きな期待と共に、一抹の不安を呼び起こします。特に、原作から大胆にアレンジされた設定や、独自の解釈で描かれるキャラクター像は、時に原作ファンに大きな“衝撃”を与え、激しい賛否両論を巻き起こすことも少なくありません。今回は、そんな“原作ファンに衝撃”を与えた実写作品5選をセレクトしました。

本記事では第5弾として、2019年公開の映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』(東宝)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』

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橋本環奈(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』(東宝)
  • 公開日:2019年9月6日

あらすじ

赤坂アカさんによる漫画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』を原作に、監督・河合勇人さん、脚本・徳永友一さんで実写映画化。

将来を期待されたエリートが集う私立・秀知院学園。そんな秀知院学園の生徒会会長・白銀御行(平野紫耀)と副会長・四宮かぐや(橋本環奈)は、誰もが認めるお似合いの天才同士であり、お互いに惹かれ合っていました。

しかし、高すぎるプライドが邪魔をしてお互いに想いを伝えられぬまま半年が経過。いつしか“告白した方が負け”という呪縛に囚われた2人は、己の頭脳の全てを懸けて“いかにして相手に告白させるか”だけを考え始めます。果たして、超高度な恋愛頭脳戦の先に相手を“告らせる”のはどちらなのか―。

原作ファンに衝撃を与えたポイント※ネタバレあり

映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』は、原作とは違った角度での笑いが生まれています。原作では爆笑ポイントももちろんありますが、特に緻密な心理描写と計算された会話劇から生まれる知的でクスッとするような笑いが魅力です。一方、映画ではコメディ演出がやや多く、映画として面白くはあるものの、原作にあるような頭脳戦の面白さが薄れてしまったような印象を抱く視聴者も。

こうした原作との相違点から、原作ファンの中には「冒頭10分経たず帰った…」「なんで実写化するの?」という厳しい声も見られました。一方で、「普通に面白い満足感すごい」「原作のバカバカしさも過不足なく表現できていた」「マジで神映画」「かぐや様の実写面白すぎる」など、絶賛する声が多く寄せられていました。原作でも特に人気が高い花火大会のエピソードは、映像化によってその魅力がさらに増幅されたのではないでしょうか。

「満足感すごい」「ハマり役」メインキャラクターのビジュアルに高評価多数

主役を務めた平野紫耀さんと橋本環奈さんのビジュアルは非常に高い評価を得たようです。SNSでは「平野紫耀くんがはまり役」「橋本環奈さんの可愛さは本当にすごいですね」などのコメントが寄せられており、多くの視聴者を唸らせました。また、生徒会書記・藤原千花を演じた浅川梨奈さんの再現度も非常に高く、メインキャラクターのビジュアルは本作の見どころとなっています。

まだ映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“くだらなくも愛おしい恋の戦いの行方”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です