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「地上波では流せんわ…」「覚悟して観て」“過激すぎる描写”に視聴者絶句…「超えるドラマがない」“世界的ヒット”を飛ばした秀作

  • 2025.7.11

配信ドラマ『ガンニバル』は人が人を食べるというホラーサスペンス作品です。シーズン2で完結に至る作品で、実写版はディズニープラスにおいて独占配信されていました。ミステリーと、残酷な描写を含むホラー、サイコパスのような狂気が入り混じった作品で、目を覆いながらも隙間から見てしまうような、ゾクゾク感たっぷりのストーリー。

今回は“面白すぎる配信ドラマ”5選をセレクトしました。本記事では、第1弾として『ガンニバル』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

人喰い村で狂気的な集団に襲われるサスペンスホラー!圧倒的な世界観に怖くても目を逸らせない…

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(C)SANKEI
  • 作品名:『ガンニバル』(ディズニープラス独占配信)
  • 配信日:2025年3月19日

あらすじ

都会からほど遠い山の中にある“供花村”。そこは“人喰い村”と噂されています。そんな場所に駐在として赴任することになった阿川大悟(柳楽優弥)は、真相を追うなかで村の異常さに巻き込まれていきます。一人の老婆が遺体で見つかったことから、徐々に懸念が広がり、次々と起こる事件、“あの人”と呼ばれる怪物のような存在に緊張感が高まるばかり。真相を突き止めようとすればするほど、村八分となっていく大悟…追い詰められる大悟はどうなるのか?

「地上波で流すには危険」一方で、重いながらも心に響くストーリー

『ガンニバル』は、とにかくショッキングな映像を目の当たりにする作品です。現代の技術で映像が鮮明になるだけに、怖さも倍増。視聴者からは「かなりグロい」「地上波では流せんわってぐらいショッキングな映像が多々あるので閲覧注意」「覚悟して観て」などの声が集まっています。

一方で、グロさや気持ち悪さは肯定しつつも「不気味だけど止まらなくなって一気観してしまった」「気味悪いけど、人間味溢れてる」「グロくて、ウッてなるシーン多いけど展開が面白すぎてやばい」「超えるドラマがない」という声が圧倒的に多く、怖いもの見たさのような気持ちになるようです。

ストーリーに関しては「重い話ではあるがメッセージ性が強い」「1話からドキドキハラハラで引き込まれていった」「想像を遥かに超えるグロさとスリラー」など、先の読めない展開に一気観している人が続出しています。

また、『ガンニバル』が観たいあまりに、ディズニープラスに加入した人も、少なくない様子。「どうしても観たくてディズニープラスに加入した」「ガンニバルだけが観たいからみるためにディズニープラス加入してすぐ解約しようかな」という反響があるほど!

“家族の絆”を支える静かな強さ 吉岡里帆が演じたヒロインの魅力

さらに注目すべきは、ヒロイン・阿川有希役を演じた吉岡里帆さんの存在感です。彼女は、村の狂気に巻き込まれていく夫・大悟(柳楽優弥)を支える妻として登場しますが、その内に秘めた複雑な感情や葛藤を、繊細かつリアルに表現。献身的でありながらも不安と恐怖に揺れる姿は、視聴者の心に深く刺さります。

吉岡さんは単なるホラーでは終わらない物語の深みを支えるキーパーソンとしての魅力を発揮しています。吉岡さんの熱演によって、家族としての“普通”がどれほど脆く崩れていくのか、その恐ろしさと切なさがいっそう際立っていました。

『ガンニバル』には、いくつかの裏話が?!

『ガンニバル』には、いくつかの裏話が隠されていると話題になっています。

一つ目は、非常に多く登場する村人たちに関して。実は、村人たちは、一人ひとりオーディションをして選ばれていたのだとか。単なるエキストラではなく、厳選されたメンバーだったということですね。村人たちは、この映画に対してとても情熱的で、自分からアイデアを監督に進言する人も多かったとか。

そして二つ目に、本作の印象的なシーンである大悟が“あの人”に引きずられていくシーンにも裏話が。このシーンは、確かに壮絶ですが、監督には大きなこだわりがあったとか。その様子を柳楽さんがムービーウォーカーのインタビューで以下のように語っています。

背中にワイヤーを付けて引きずられています。いま二宮先生がおっしゃったロケーションは、相当こだわっています。例えば山だけでも5つくらい回っていますし、監督の中に『このシーンはここで』という明確なビジョンがありました
出典:『「ガンニバル」原作者×柳楽優弥による独占対談!物語誕生秘話や撮影トリビアまで語り尽くす「実はあそこに監督が写ってるんです」』ムービーウォーカー 2022年12月29日配信

『ガンニバル』は世界的に評価が高い!

『ガンニバル』は、日本のみならず、世界的に評価されています。海外の批評サイトでは、IMDbでは10点中7.4点と高評価。その中でも主演の柳楽さんの演技は、海外でも評判となっており、釜山国際映画祭ではアジアエクセレンスアワードを受賞しています。また、世界的有名な映画監督たちも、こぞって作品とや柳楽さんの演技を称賛していたようです。

併せて、『ガンニバル』のシーズン2の配信日を発表したDisney Content Showcase APAC 2024では、参加していた韓国が10作品全て実写ドラマ、一方で日本はアニメやバラエティ番組がほぼで、実写化ドラマは『ガンニバル』1作品のみ。しかし、その『ガンニバル』が、ディズニーのAPAC地域のオリジナル作品として初めてシーズン2が制作された作品となりました!

また、このイベントの集合写真を見てみると、ほとんどが今人気沸騰の韓国ドラマの関係者にもかかわらず、その中に日本人がたった3名、しかし、世界の舞台で檀上の約20名中3名が日本人だったということも素晴らしい実績ですよね。

世界的に評価の高いドラマ『ガンニバル』、一度は必ず観ておくと良いのではないでしょうか。


※記事は執筆時点の情報です