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店主「たまに水没します…」カフェなのに2日連続で水浸し…“まさかの理由”に「絶対行ってみたい」「贅沢ですね」

  • 2025.7.19

一息つきたい時や、気分をリフレッシュしたい時にぴったりなコーヒースタンド。お気に入りのお店があるという人も多いかもしれませんね。

Takuya Higuchi | hakuzu inc.(@taidoron)さんが、「たまに水没するコーヒースタンド」についてThreadsに投稿し、「贅沢ですね!」「絶対行ってみたい!」と注目を集めています。

いったいどんなコーヒースタンドなのでしょうか?

気になる投稿が、こちら!

Threadsで見る

目の前には海が広がっています…!

こちらは、京都の伊根町にあるコーヒースタンド。伊根湾の沿岸には、まるで海に浮かんでいるように見える「舟屋」と呼ばれる建屋が約230軒ほど並んでいます。舟屋とは、もともとは船を引き上げて雨風などから守るために作られた舟置き場。

そんな舟屋に作られたコーヒースタンドでは、海を間近に眺めながらコーヒーを楽しめるといいます。ときには浸水することもあるようですが、ここまで海を近くに感じられるコーヒースタンドは珍しいでしょう。

波の音を感じながら楽しむコーヒーは格別でしょうね!

舟屋で楽しむコーヒー

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出典:Takuya Higuchi | hakuzu inc.(@taidoron)さん

こちらのお店について、投稿者さんに詳しくお話を伺いました!

---とてもステキなお店です!どのくらいの頻度で水没することがありますか?

舟屋に軽く水が入って来ることは月1くらいでありますが、ここまで浸水することは稀です。昨年の11月にお店をオープンしたのですが、今回が初めてです。ちなみに今回は一昨日と昨日と2日連続水没していました。

---2日連続ということもあるのですね。水が入ってきた時のお客さんの反応をお聞かせください。

お客様は最初はびっくりされる方が多いですが、その後は珍しそうに写真を撮ったり靴を脱いで裸足になり席に座ってゆっくりしたり…各々の楽しみ方をされていました。

---気持ちよさそうですね。

舟屋についてですが、これから夏本番で気温も上がり、海が近くで飛び込みたい気持ちはすごくわかるのですが、海水浴場ではないので泳ぐのはやめていただくようお願いしています。

---あくまでも、お店から海を楽しんでもらいたいですね。京都の伊根でお店を開業した理由をお聞かせください。

伊根でお店を開いたのにはいくつかの理由があります。僕は、伊根の景色が好きで昔から通っていました。同時に観光デザインに興味があり、いつかは二拠点生活(伊根と京都市内)をしてみたいという思いがありました。

なぜ二拠点かというのは、僕はコーヒー屋とは別にカメラマンやデザイン業もしているので、ワークライフバランスを考えた結果、二拠点が良いのでは?となりました。

---コーヒースタンドを始めた理由も教えてください。

親戚が焙煎士で、僕自身昔からコーヒーに近い生活をしていたので、コーヒースタンドを開いてみたいという思いがありました。

---昔からの思いがあったのですね。舟屋を選んだのはどうしてでしょうか?

伊根で遊覧船を営んでいる後輩がいるのですが、彼がこの舟屋と向かいの母屋(伊根は舟屋と母屋がセット)を購入して、僕が母屋を彼から購入して改装、お店をやっているという形です。

なので、動画の舟屋はコーヒーを飲んだり、そこから後輩の遊覧船にも乗れるといった待合スペース的な使い方をしています。

---水が入ることを想定し、お店作りでこだわったことがあれば教えてください。

舟屋については「本来の舟屋の形に戻す」ことを優先的に考え今の形になりました。元々水が入って来る想定で舟屋は作られているので、その点については特に気にしてません(笑)。母屋側のお店はかなりこだわって作りましたが長くなります(笑)。

---母屋側のお店も素敵なのでしょうね。

「行ってみたい」の声が続出!

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

海に浸かりながらのコーヒータイム、贅沢ですね!
あえて水没してる時にサンダル履きで
海水に浸かりながら珈琲飲んでみたいです
観光船に一度行きましたが知らなかったです!
満潮時に行ってみたいです
いやいや
こんな感じ大好き!絶対行ってみたいです!

素敵なコーヒースタンドに「行ってみたい」の声が多数寄せられました。伊根ならではの風情ある景色と、ゆったりとした時間を楽しめる場所として、これからも多くの人に親しまれていくことでしょう。

取材協力:Takuya Higuchi | hakuzu inc.(@taidoron)さん