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料理がもっとラクになる!50代になったらやめてもいい家事11選

  • 2025.6.26

“サッと作れる”ことがカギ! 料理でやめていいこと

スーパーですべて調達する買い物

1週間で何をどのくらい消費するかを把握し、そのタイミングで買い物すれば、無駄な物を買わずに済みますし、スーパーでは目的の場所を見るだけでOK。
「スーパーですべてを買おうとすると、歩き回ったうえに帰りは荷物が重い。わが家では、調味料や卵、牛乳、野菜など定番のものや日用品は宅配を利用するようにしました」

献立を考える

毎日の献立を考えるのって、想像以上に負担大。レシピを検索するだけで、あっという間に時間が過ぎていくことも……。
「わが家の夕食は、ごはんとお味噌汁、おかずはフライパンで焼くか炒めるかしたものを定番の調味料で味付けするだけと決めました。調理工程が決まっていれば、自然に体が動くようになり、ある程度調理時間も予測できます」

一汁三菜ごはん

汁物に主菜、野菜の副菜を2つ作るとなると、食材をそろえるだけでも大変だし、洗う食器の量も増えます。
「共働きが主流の時代ですから、食事が出てくるだけで最高。おいしいお米を生かした丼物やワンプレートを大いに活用しましょう。飽きがこないように、スープが主役の日、野菜が主役の日なども◎。品数を減らしてもおいしければ満足なはずです」

家族バラバラの食事メニュー

子どもには肉などのがっつりおかず、生活習慣病が気になる夫には別メニューなど、1人1人に合わせていると、ただでさえ億劫な献立考案がさらに苦痛。
「食べられないものは自分で取り分ける、プラスするメニューは調理済みのものを自分で温めるなど、家族それぞれが自分で食べ方を選べるように工夫を。家族に協力してもらうのも“やめ家事”の一歩です」

しっかりめの朝食づくり

ごはんにお味噌汁、焼き魚に副菜……という旅館のような朝食は、時間もかかり後片付けも大変。
「朝は最低限の栄養がとれればOKと考え、パンと生野菜かフルーツ、ヨーグルト。または、ごはんに“ごはんのおとも”とお味噌汁に」。
食べる時間がなくて残されても、イライラは最小限で済みそう。

手のこんだお弁当

SNSで素敵なお弁当を見ると気になるけれど、献立を考えるのもお弁当箱にきれいに詰めるのも大がかり。
「最初のうちは手を変え品を変え、いろいろなおかずを作っていました。ある日子どもに、『毎日同じもののほうが安心して食べられる』と言われ、それ以来ほぼ同じおかずに。メニューをある程度固定させれば、作るのも詰めるのも簡単です」

休日の料理

家族が家にいる休日は、食事の準備と後片付けで1日が終わる……なんてナンセンス。
「ふだん自分が料理しているなら、夫や子どもに作ってもらうのも手。お互い、将来の自
立の準備にもなるので、買い物から任せましょう」。
作る人が食べたい献立でOKにすれば、進んで動いてくれるかもしれません。

大量に作り置きした料理

平日忙しくても、しっかり食べられるおかずを出したいからと、土日にたくさん作り置き。
でも、一度出してしまうと、家族に飽きられて自分だけ食べているという声、多く耳にします。
「わが家では、野菜を買ったら、洗う、切る、ゆでる、うすい味をつけるまでの半調理をしています。副菜が9割できている状態で少し味を足すだけなので、とてもラクです!」

細かい栄養管理

家族には栄養価の高いものを、とオーガニックや無添加なものにこだわりすぎていません
か?
「料理は“消化のしやすさ”が重要と割り切っています。決まった時間に消化のいいものを食べ、毎日ぐっすり寝ることで疲れをとることが、健康へのいちばんの近道であると思う
からです」。
栄養は、1週間のうちでバランスをとれればよしとすれば気持ちもラクに。

当たり前にあるキッチングッズ

シンクまわりに置いてある3大グッズといえば、三角コーナー、水切りかご、ふきん。これらは菌が繁殖しやすく、においやヌメリのもとに。
「掃除や洗濯が必要なものは手間になるので、使い捨てタイプや水がすぐに切れるタイプの活用を」。さらに、キッチンツールはあれこれ使わず、菜箸やお玉だけに。
「使う分だけ手間が増えることになります」

食事直後の片付けや洗い物

ごはんを慌てて作り、後片付けが終わるまではバタバタ。
その後はどっと疲れが押し寄せてきがち。食後すぐに片付けなくたって、何かが起こることは正直ありません。後で洗うにしても、油っぽい料理は控える、使うお皿やカトラリーを最小限にしておくと◎。
また、食洗器を導入しているなら、食べ終わったら各自がサッと流したお皿を入れるシステムに。

私はこれをやめました!読者の声

「料理は、料理好きの夫に全面的に任せることに。その間私は、心置きなく趣味に没頭。」
K.Mさん(67歳)

「油の処理に手間がかかる揚げ物をやめました。食べたいときは、お惣菜で十分です!」
K.Mさん(51歳)

「火を使わずに、調理家電をフル活用。空いた時間はもっぱら配信ドラマを鑑賞。」
K.Hさん(55歳)

「正直苦痛だった作り置きをやめました。今は毎回1品料理ですが、量的にも十分です。」
T.Aさん(50歳)

イラスト/松本麻希 文/田中絵真
 
大人のおしゃれ手帖2025年6月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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