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【北海道・美瑛】「青い池」の始まりはどこから?謎に迫る新ツアーが誕生

  • 2025.6.17

人気観光地、北海道美瑛町の「青い池」の謎に迫る新しい形の観光ツアーが始まりました。

美瑛町「青い池」。
撮影した日はあいにくの雨でしたが、外国人観光客を中心に多くの人が訪れました。

この「青い池」の謎を辿るのが6月から始まった「インフラ・ジオツーリズム」です。

「インフラ・ジオツーリズム」とは、ダムや橋などを観光資源として活用する「インフラツーリズム」と地域の地質や地形を巡る「ジオツーリズム」を組み合わせた観光ツアーです。

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「青の始まり」白ひげの滝

青い池は、美瑛川の澄んだ水に上流にある「白ひげの滝」などから流れ出るアルミニウムなどの成分を含んだ地下水が混ざることで青色になるといわれています。

青い水がどこから来て、なぜ池になったのか。

「白ひげの滝」や「十勝岳の防災シェルター」などをめぐりながらその謎に迫ります。

今から約100年前の1926年、十勝岳噴火による泥流で144人が犠牲になりました。

十勝岳は、約30年周期で噴火を繰り返していて、火山泥流の被害を防ぐため今も河川のインフラ整備が続けられています。

青い池も1988年の噴火のあとに整備された砂防施設に美瑛川の「青い水」がたまったものです。

美しい自然とインフラ施設をめぐることで、世界に誇る観光地がどのようにして誕生したのかその背景を深く知ることができます。

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ツアーでは開発局の許可も得て普段は入れない珍しい風景も見ることができます。

ツアーガイドの小倉博昭さんは「春先は増水しているので、滝のように迫力がある」とPRしていました。

ツアーには美瑛コースのほかに上富良野コースがあり、6月からスタートしています。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年5月26日)の情報に基づきます。

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