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クールビズの『正解』って?意外と知らない服装のマナーと選び方のコツ

  • 2025.7.25
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

2005年に環境省から始まったクールビズは、「軽装で涼しく働く」を目的に制定された服装のルールです。ノーネクタイ、上着なし、薄手の素材の服の着用などが推奨されており、節電と熱中症対策を兼ねています。しかし、快適さばかり追求すると「だらしない」「カジュアルすぎる」と感じられる場合も。

今回は、クールビズの服装で意外と見落としがちな注意点をわかりやすく解説します。

クールビズの服装マナーは何が大切?オフィスでの適切なバランスを考える

まず押さえておきたいのは、クールビズがそもそも何を目的としているかという点です。クールビズは、夏の暑さによる熱中症対策や省エネルギーのために、カジュアルで涼しい服装を認めることから始まりました。ただ「涼しくする」=「なんでもいい」というわけではありません。あくまでもビジネスシーンにふさわしい清潔感や信頼感を保つことが基本です。

例えば、ノーネクタイ・ノージャケットはクールビズの代表スタイルですが、シャツは襟付きであることが望ましいとされています。また、ポロシャツを着る企業も増えていますが、これもビジネスカジュアルの範囲内におさまるものならOK。派手すぎる色や柄は避け、落ち着いたトーンを選ぶのが無難です。

服装によっては、相手に「軽率」や「だらしない」といった印象を与えてしまう可能性があるため、TPOを意識した服選びも重要です。特に来客対応や商談など、フォーマル度が求められる場面では、ジャケットを着用したりシャツのボタンをきちんと留めたりする気遣いも必要でしょう。

具体的に気を付けたいポイント

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

クールビズのマナーは地域や業界によっても差がありますが、いくつか共通して気をつけたいポイントがあります。

  • トップスの清潔感:ジャケットを着用しないため、トップスの印象が大切になってきます。シワが多かったり黄ばみが出ていたりすると、だらしなく見えるので注意しましょう。
  • パンツはカジュアルすぎないものを:チノパンやスラックスが一般的で、デニムやカジュアルすぎる素材は避けるのが賢明です。企業によってはカジュアルなパンツも認められていますが、あくまで「ビジネスシーンにふさわしい身だしなみである」ことがポイントです。
  • 靴はTPOにあわせて:革靴は通気性のよい軽い素材を選ぶと快適ですが、サンダルは基本的にNGです。清潔感を失わないため、靴下も忘れずに履きましょう。
  • 過度な露出は控えて:露出の度合いにも注意が必要です。ノースリーブシャツやワンピースは、清潔感がありきちんとしたデザインなら問題ありませんが、背中や胸元があきすぎていたり、丈が極端に短いスカートはビジネスシーンでは避けたほうがよいでしょう。

なお、企業のクールビズ規定がある場合は、必ずそれに従うことが大切です。企業によっては細かいガイドラインを設けているので、わからない場合は確認をしてみましょう。

クールビズで好印象を保つには

クールビズはただの軽装ではなく、「快適さ」と「ビジネスマナー」の両立を実現するスタイルです。暑い季節に長時間仕事をするためにも、自分だけでなく周囲にも不快感を与えない服装を心がけましょう。

ポイントをおさらいすると、清潔感のある襟付きシャツや適切なズボン、適度なカジュアル感というバランスが大切です。ジャケットなしでもきちんと感を出せる色味や素材選びも意識しましょう。靴や小物でだらしなさがでないよう注意することも忘れずに。

最後に、クールビズのルールやマナーは時代とともに変わってきています。新しいスタイルを取り入れつつも、相手に不快感を与えない範囲を守ることで、スマートな印象をキープしましょう。

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。


監修者:栗栖 佳子(株式会社 宙 代表取締役・ビジネスコーチ)

大学卒業後、人材サービス会社パソナで法人営業およびコーディネーターとして1万人以上の採用・面接・キャリアカウンセリング並びにスタッフや部下の人材育成に取り組む。2009年ビジネスコーチとして、株式会社 宙(sora)を設立。
【コミュニケーション次第で人が変わり、組織が変わり、人生が変わる!】をモットーに、コーチング、アンガーマネジメント、「1on1」マネジメント等、レゴブロックやインプロなど多彩なワークショップを取り入れながら社員や管理職の意識改革、組織風土改革の研修やセミナー、講演活動を年間120回以上行っている。また、3人の子どもを育てながら働いてきた経験から、ワーク&ライフマネジメント、リカレント研修、女性活躍推進アドバイザーとしてお互いの価値観にとらわれず、同感しなくても共感し合える組織作りを目指して活動中。

著書:才能を伸ばす人が使っているコミュニケーション 増補改訂版 ペンコム出版社

保有資格:
・アンガーマネジメントファシリテーター
・アンガーマネジメントアドバイザー
・LEGO(R)SERIOUSPLAY(R)メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータ