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どうやってお皿を持つ?! 知っておきたい『立食パーティー』でのマナー→知らないと恥をかくかも…

  • 2025.7.24
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

普段あまり参加する機会のない「立食パーティー」。ビジネスの場やフォーマルな集まりでは、マナーが求められる場面も多くあります。服装や荷物、料理の取り方など、事前に知っておくべきポイントを押さえておかないと、周囲に気を使わせてしまうことも…。

今回は、立食パーティーで恥をかかないために押さえておきたい基本マナーをわかりやすく解説します。

立食パーティーに参加する前に知っておくべきマナー

まずは、立食パーティーに紹介された時に悩みがちなポイントについてご紹介します。

服装はドレスコードがなくてもフォーマルにする

招待状にドレスコードが記載されている場合もありますが、会場となるホテルやレストランの雰囲気に合わせた服装を選ぶことが大切です。男性ならスーツやジャケットスタイル、女性ならワンピースなどフォーマルを意識しましょう。

どうしてもわからない場合は、会場に問い合わせてみるのもひとつの方法です。

料理を取ったり会場を移動する必要があるため、「会場での動きやすさ」や「料理を取る際に周囲の人の邪魔にならない服装」を意識して選ぶとよいでしょう。

バッグは肩掛けできる小さなものにする

立食パーティーの最中は、お皿やグラスを持ったまま会場内を移動するため、肩掛けできる小さめのバッグなどを使用すると良いでしょう。男性の場合は、スーツなどのポケットに財布や携帯、名刺などを入れるとOKです。

会場に持ち込むのは、小さなバッグに入るハンカチやスマホ、名刺入れ、貴重品など最小限にし、その他の荷物はクロークに預けます。

パーティー会場に入ってからのマナー

パーティー会場についてから意識すべきマナーもたくさんありますので、ご紹介します。

食事を取る前に主催者に挨拶する

パーティー会場に入ったら、最初に、主催者に挨拶と招待していただいたお礼を伝えるのがマナー。

他の来場者と話している場合は、最初のタイミングにこだわらず、パーティー中に様子を見て挨拶にいきましょう。手土産を持参している場合は、挨拶のタイミングで一緒に渡します。

料理は会場内に並んでいる順、右から左へ取っていく

立食パーティーの料理は、一般的には右から左へ、前菜→スープ→メイン→デザートとコース料理と同じような順で並んでいます。基本的にはその流れに沿って、前菜から料理を取るのがマナーとされています。

途中で逆の方向に行ったり、料理を取っている人の間に割り込んだりするのはなるべく避けましょう。

手に取るお皿は1枚だけ

立食パーティーではお皿やグラスを持ったまま会場内を移動するため、お皿は1枚だけ使うのがベター。

一度に何枚も持ってしまうと、お皿を置く場所がなかったり、移動の邪魔になってしまうことも…。また、2回目以降に料理を取りに行く場合は、同じお皿は使用せずに新しいお皿に取り換えましょう。一度使用したお皿は会場内のスタッフに渡すか、専用の返却テーブルに置きましょう。

料理はジャンルごとにお皿を分ける

料理を取るときは、「温かいもの」「冷たいもの」「水分の出るもの」などジャンルを分けて取るのがよいでしょう。

どの料理も同じお皿にまとめてのせてしまうと、味が混ざって変わったりしまったり、一番美味しい状態でなくなってしまう場合があります。また、お皿に料理を山盛りにしてしまうと、スマートな印象ではなくなってしまうことも。何度も取りに行くことを想定し、少しずつジャンルごとに盛りましょう。

お皿やグラスは左手で持つのが基本

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

立食パーティーの最中、お皿やグラス、フォークなどは利き手と反対側の手でまとめて持つのがベター。お皿の外側の空いているスペースにグラスをのせ、お皿とグラスの脚部分を親指と人差し指ではさみます。残りの指でお皿の底を支え、フォークはお皿の下で先を自分に向けて中指と薬指ではさみましょう。

ただし、片手で全て持つのに自信がない場合は、サイドテーブルに置いて食事をしてもOKです。

スマートなマナーを知っておこう

立食パーティーでは、服装や持ち物、料理の取り方ひとつでも周囲への配慮が求められます。華やかな場だからこそ、「スマートなマナー」が好印象につながりますよ。

ぜひ今回のポイントを押さえて、次回の立食パーティーで“素敵な大人の立ち振る舞い”を実践してくださいね。

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。


監修者:鮎永麻琴

元国際線CA。「コミュニケーション帝王学®」開発者。
自分らしいコミュニケーションの在り方や関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。