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夏休みの旅行前にチェック!知らないと損をするかも…元CAが教える『キャリーバッグ』の正しい引き方とマナーとは

  • 2025.7.31
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

旅行や出張で欠かせないキャリーバッグ。見た目はシンプルでも、実は使い方や引き方1つで周りの人への印象も変わりますし、自分自身の疲れやトラブルの軽減にもつながるんです。知らずに雑に扱ってしまうと、電車や空港で他人に迷惑をかけたり、バッグ自体を傷めてしまうケースも。

この記事では、キャリーバッグの正しい引き方や持ち方、気をつけたいマナーをわかりやすく解説します。

キャリーバッグのNGな引き方

キャリーバックの運び方でありがちなNGポイントの1つは、中の荷物の重さが偏っている状態で運ぶこと。重いものを一方向に偏らせると、キャスターに余計な負担がかかり、転がりにくくなったり破損したりするリスクが高まります。また、バランスが崩れることで押したり引いたりするときに力が入りすぎて、手首や腕、肩に無駄な負荷をかけてしまい、疲労やケガの原因にもなります。

また、自分の身体から離れすぎると、安定感がなくキャリーバッグが壁や歩行者にあたってしまうことも。キャリーバッグを引き慣れていないという場合は、事前に自宅で操作性をチェックするのも良いでしょう。また、そのタイミングでタイヤのゆるみやキャリーバッグの故障などにも気付けるケースがあります。

具体的な正しい引き方と守るべきマナーのポイント

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

それでは、具体的にどのようにキャリーバッグを引くのが正しいのでしょうか。ハンドルは無理に全開にするのではなく、自分の身長や歩幅に合った長さに調節しましょう。高さが合わないと、肩や腰に負担がかかりやすくなります。

引くときは、キャリーバッグの中心を自分の真横よりやや後ろにキープし、無理に引きずるのではなくコロコロと転がす感覚で動かすのが理想的。急に方向を変えたり跳ね上げるのは避け、周りの人や障害物にも注意を払いながらゆったりとした動作を心がけましょう

姿勢を整え、力を入れすぎずに引くことで、見た目にもスマートで上品な印象になります。

スマートな姿勢で旅行を楽しんで

キャリーバックのNGな運び方をしていると、知らず知らずのうちに荷物や体に悪影響を及ぼしてしまうことも。荷物の重さを均等に配置すること、キャスターに均等な負荷をかけてまっすぐ転がすこと、そして正しい姿勢で持つこと。これらのポイントを押さえるだけで、負担を軽減できます。

姿勢を整え、力を入れすぎずに引くことで、見た目にもスマートで上品な印象になります。


監修者:鮎永麻琴

元国際線CA。「コミュニケーション帝王学®」開発者。
自分らしいコミュニケーションの在り方や関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。