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医師「老けて見える原因に」→“身体のある部分”に差が出る!…老化を目立たせる“NG行動”とは?【医師が監修】

  • 2025.7.9
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「まだそんなに年を重ねたつもりはないのに、鏡を見ると若い頃と違うな…」と感じたことはありませんか?年齢はただ時間が経つだけでなく、生活習慣やケアの仕方によって顕著に見た目に表れてしまうもの。

特に若い頃は気にならなかった習慣が、年齢を重ねると『老け見え』の原因になることもあります。今回は、実は年齢が出やすい膝に焦点を置き、老け見えを招くNG習慣について探っていきましょう。

膝が老けて見える!意外な原因とそのメカニズムとは

膝は体の中でも皮膚が薄く、動きが多い関節のため非常にデリケートです。

若いころの膝はハリがあって滑らかですが、加齢とともに肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンが減少し、乾燥やシワができやすくなります。また、膝周りの筋肉が衰えると膝関節のサポート力が落ち、たるみが生じることも老けて見える原因です。

加えて、膝は紫外線のダメージも受けやすい場所。特に夏場や膝出しファッションをよくする場合、日焼け止めの塗布が不足していると、シミになったり色素沈着が進むこともあります。

膝が老けて見える『NG習慣』とは?

膝が若々しく見えなくなる原因は生活習慣にも隠れています。まず、膝を冷やす習慣は要注意。

冷えは血行不良を招き、肌の新陳代謝を鈍らせるため、乾燥や肌トラブルを招きやすくなります。冷たい水で膝を洗う、薄着で寒い季節に外出するなどは避けたいポイントです。

次に、膝の保湿を怠ること。膝は乾燥しやすい場所なのに、顔と違ってついケアを忘れがち。潤い不足はかさつきやすく、シワやざらつきを加速させます。そして、長時間の正座や同じ姿勢を続けることも挙げられます。これは血行を妨げ、むくみやたるみ、くすみの原因になりがちです。

また、ダイエットのための極端な食事制限や栄養不足も、肌の健康に悪影響。特にコラーゲン生成に欠かせないビタミンCや良質なたんぱく質が不足すると、膝の肌も老化が進みやすくなります。最後に、摩擦の多い服装や膝をこするクセも色素沈着や黒ずみの原因となるため注意が必要です。

膝を若々しく保つためにできること

膝は年齢が出やすいパーツですが、正しいケアや習慣を意識することで、若々しい状態を保つことが可能です。まずは日焼け止めや保湿クリームで紫外線や乾燥対策を徹底しましょう。冷え対策には温かいお湯で優しく洗い、血行を促進する軽いストレッチや筋トレもおすすめです。

生活習慣では、極端なダイエットよりバランスのとれた食事を心がけ、特にビタミンCやたんぱく質をしっかり摂ることが重要です。また、長時間の正座や座りっぱなしを避け、膝に過度な負担をかけないよう心がけるのもポイント。積極的に膝のケアを取り入れて、健康的で美しい膝を手に入れましょう。


監修者:PRIDE CLINIC 院長 久野 賀子(https://pride-clinic.com/)

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2017年東京医科歯科大学医学部医学科 卒業。
日大板橋病院にて初期研修終了後、湘南美容クリニックに入職し、5年半勤務。
新宿本院皮膚科医局長として通常の勤務だけでなく、新人医師の指導、VIP対応、トラブル対応に従事。
2024年11月新宿二丁目にPRIDE CLINICオープン。