【マナークイズ】　『エスカレーター』に乗る時の上座は？意外と間違える人が多いかも…

街中の移動で当たり前のように使っているエスカレーター。でも、エスカレーターに乗るときの「上座」や「下座」って考えたことはありますか？座席のように「ここが上座！」とはっきり決まっていないだけに、ちょっとした気遣いや常識が問われる場面でもあります。

今回はそんなエスカレーターの上座についてクイズ形式で出題するのでぜひチャレンジしてみてくださいね。

3人で乗る時、上座はどこ？

3人でエスカレーターに乗る場合、どこが上座となるでしょうか？
今回は、自分・上司・お客様や上司の中でも偉い人と一緒に乗るときを想定してみましょう。

答えはでましたか？

正解は②の上座が真ん中です。

エスカレーターの上座と下座の基準は、相手との目線の高さ。「目線の上の位置」が上座となります。エスカレーターは階段状となるため、上がる場合も下がる場合も自分より目線が高い位置が上座、低い位置が下座にあたります。

3人でエスカレーターに乗る際には、「安全にご案内する」「上と下からお守りする」という観点から、真ん中の位置が上座とされています。そのため、順番としては、真ん中が上座、一番目線が高い位置が2番目、目線が一番低い位置が下座です。

上司や取引先の方と乗る際のポイントとしては、上りの際は後から乗り、下りの際は「お先に失礼します」と一言お声がけをしてから先に乗るといいでしょう。

今回ご紹介したのは基本的なエスカレーターのマナーはありますが、状況によっては対応を変える必要も。例えば、スカートを穿いている場合などは、下に立たない方がいいこともあります。

何ごともその時々の状況に合わせた判断が必要です。上座、下座のマナーに固執せずに相手の立場に立った時のことを考え、思いやりのある行動を心がけてみてくださいね。

※本記事は過去に公開した記事を元に制作しています。
※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。