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飲みかけのペットボトルは置かないで…『フードコート』利用時に意識したい“基本のマナー”や“ルール”をおさらい【プロの監修】

  • 2025.6.22
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

ショッピングモールなどにあるフードコートは、誰でも気軽に食事できる場所です。1人で利用することはもちろん、さまざまなメニューが選べるためファミリーでの利用も多い便利な場所。そんな場所にも最低限のマナーは存在します。

改めて、フードコートの基本的なマナーを確認してみましょう。

マナー1:フードコート外から飲食物を持ち込まない

フードコートは、そこにあるお店のメニューを食べるために用意されたスペースです。そのため、フードコート外から飲食物を持ち込むのはマナー違反と言えるでしょう。

しかし施設によっては、フードを注文せず休憩のみの利用もOKだったり、飲食物の持ち込みが認められていたりと、ルールはさまざま。施設独自のルールについては、フードコート内に掲示されていることが多いので、掲示板などをチェックしてから利用しましょう。

乳幼児のミルクや離乳食については、多くの施設で持ち込みOKとなっています。ただしこれも施設によってはNGの場合があるので、掲示板の注意をよく読み、それでも分からなければスタッフに確認しましょう。

マナー2:長居をしない

休憩のみの利用が認められているフードコートでも、あまり長時間の滞在は、他の利用者の迷惑になることもあります。特に混雑している時は、周りの常用を確認し待っている人に席を譲りたいものです。

マナー3:テーブルを汚したら片付ける

フードコートは多くの人が利用する場所です。テーブルを汚したら、次に座る人のために片付けておきたいものです。

多くのフードコートでは、カウンターにテーブル用のダスターが用意されています。ダスターを使ってテーブルを拭いたら、ダスターは元の場所に戻しましょう。

大人数で利用するため、イスやテーブルを動かすことがあるかもしれません。そういった場合も、使用後は必ず元あった場所に戻すのがマナーです。

マナー4:席を確保する場合はわかりやすく

フードコートでは、さまざまな人が譲り合って席を使っています。空いた席を確保するために荷物などをおいておくこともあります。その時に注意したいのは置いておくもの。飲みかけのペットボトルなどを置いておくと、ゴミを置き忘れているのか席を確保しているのか利用者も施設の人も分かりづらくなってしまいます。

そのため、席を取っていることがわかるようにハンカチやタオルなどを置いておくとよいでしょう。

前述の通りゴミかどうか分かりづらいものは判断に困るため、必ず使い終わったらゴミを捨てましょう。

マナー5:大声を出したり走り回ったりしない

にぎやかなフードコートであっても、あまり大声で話すのは考えものです。誰でも食事は落ち着いてしたいもの。周囲の迷惑にならないよう、ごく普通の音量で話すよう心がけましょう。

またフードコートで走り回るのはとても危険です。食事にほこりが入るリスクがあるだけでなく、万が一、熱い食べ物を持っている人にぶつかったら、お互いに大ケガをする可能性もあります。

子供だけでなく、早足で移動していたり、スマートフォンを見ながら歩いていたりするとぶつかる可能性があるので必ず周囲を見ながら歩くようにしましょう。

マナーを守って楽しい食事タイムを

フードコートは誰もが気軽に利用できる場所です。店員さんに案内されるレストランなどと違い、席の確保から食事の運搬をお客さんがやるため、さまざまな配慮が必要です。

お互いにマナーを守って、誰もが心地よく食事できる空間を保ちましょう。

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。


監修者:鮎永麻琴

元国際線CA。「コミュニケーション帝王学®」開発者。
自分らしいコミュニケーションの在り方や関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。