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『卵』は1日に何個まで食べてもいい?→管理栄養士が明かす、 “驚きの真相”とは?【管理栄養士が監修】

  • 2025.7.11
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

卵は1日に何個まで食べていいの?」そんな疑問を持ったことはありませんか?毎日の朝食やお弁当、デザートにと、卵はとっても身近な食材ですよね。一方で健康やコレステロールの問題から、つい「食べすぎは良くないのでは」と考えてしまう方も多いかもしれません。実は、卵の摂取制限に関する考え方は近年、大きく見直されているんです

今回は管理栄養士の視点から、安心して卵を楽しめる適量やその理由についてわかりやすく解説します。

卵の摂取量はどのくらいがいいの?

かつては「卵をたくさん食べるとコレステロール値が上がる」と言われ、1日1〜2個までが目安とされていました。確かに卵黄にはコレステロールが含まれていますが、近年の研究では食事からのコレステロールが血中コレステロールに与える影響は個人差が大きいことがわかっています。つまり、全ての人が必ず卵を控える必要はないというのが、現在の栄養学の考え方です。

しかも、卵は健康に良い栄養素が豊富。

・良質なたんぱく質
・ビタミンD、B群
・ルテインやゼアキサンチン(目の健康を守る抗酸化成分)
これらはダイエットや筋肉維持、アンチエイジングにも効果的とされ、健康的な食生活の強い味方です。

ただし、既に高コレステロール血症や心血管疾患のリスクが高い方、また持病がある方は医師や管理栄養士に相談しながら摂取量を調整したほうが安心です。また、妊娠中や高齢の方、体調に不安のある時は、一時的に注意が必要なケースもあるため、自己判断せず専門家に確認してくださいね! 

管理栄養士がすすめる目安とは?

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

健康な成人なら「1日に1~3個まで」を目安にしても問題はありません。特にたんぱく質が不足しがちな方や日常的に体を動かす方には、積極的にとってほしい食材のひとつです。

もちろん、卵を食べる際の調理方法もポイント。ゆで卵や目玉焼き、スクランブルエッグなど、油や塩分を控えた調理がおすすめです。また、市販の卵サラダなどに含まれるマヨネーズの量には注意しましょう。

卵は毎日食べてもOK!賢く選んで健康生活に取り入れよう

卵の「1日に何個まで?」という問いには、厳密な絶対数はありませんが、健康な人なら1日に1〜3個程度であれば日常的に取り入れてOKです。

去のコレステロール神話は見直されてきており、卵は手軽に栄養をとれる優秀な食材。もちろん個々の体調や生活習慣に合わせて調整することが大切です。

卵は、普段の食事に取り入れやすく、栄養バランスも良い心強い味方卵。適切に食べることで美味しく健康をサポートしてくれます。心配な場合はぜひ専門家に相談しながら、卵を楽しんでくださいね。 


監修者:陽南(はるな)
管理栄養士×ヨガインストラクター

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女子栄養大学卒業。3人兄弟の母。
オンラインを中心にママ向けヨガインストラクターとして、「自分の時間も大切にしていい」と思える心と体づくりをサポート。
埼玉を拠点に、地域のママたちが集えるコミュニティで、親子ヨガやリラックスヨガを通し、ママが素の自分でいられる居場所づくりを大切にしています。
ヨガスクール「ママニティカレッジ」認定講師としても活動中。
https://lit.link/haruna00yoga