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口元にあらわれる『老化』のサイン→医師が教える『3つのNG習慣』と改善策とは【医師の監修】

  • 2025.7.2
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

年齢を重ねると、鏡の前でふと目が留まるのが口元の変化。ほうれい線が深くなったり、口角が下がったりと、誰もが気になる「老け顔」の原因に。実は口元は顔全体の印象を大きく左右し、老化サインが現れやすい場所です。

この記事では、そんな口元に現れる老化のサインを見逃さず、医師の視点からNG習慣と効果的な改善策をご紹介します。いつまでも若々しい印象を保つためのヒントを楽しく学びましょう!

口元にあらわれる老化のサインのヒミツと気になるNG習慣

口元に表れる老化は、「ほうれい線」や「マリオネットライン(口角から顎にかけての線)」の出現で見分けられます。これらの線は皮膚のたるみや筋肉の衰えが主な原因で、加齢とともに増えていきやすいものです。皮膚のコラーゲンやエラスチンの減少により弾力が失われ、口元の支えが弱くなることも大きな要因となります。

この老化サインを促進するNG習慣は意外なところに潜んでいます。例えば、無意識に行う「口呼吸」は口周りの筋肉を使わず、たるみを早める要因です。さらにスマホやパソコンの画面を見る時間が長いと、口角が下がったまま固まり、顔の筋肉のバランスが乱れます

また、喫煙や偏った食生活も肌の老化を加速させるため注意が必要です。

口元の老化改善にはこれ!医師が薦める具体的なケア方法

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

では、どうしたら口元の老化を遅らせ、若々しさを取り戻せるのでしょうか?医師がおすすめするのは、まず「表情筋トレーニング」です。口を大きく開けて「あいうえお」をはっきり発音するだけで、口周りの筋肉が鍛えられ、たるみを防いでくれます。

さらに「正しい口呼吸」を意識し、鼻呼吸を心がけることもポイントに。鼻呼吸は口周りの筋肉を自然に使い、顔全体の血流促進にもつながります。また、食事ではコラーゲンの生成を助けるビタミンCやタンパク質を多く摂り、肌の内側からのケアも忘れずに

スキンケアでは、保湿をベースにヒアルロン酸やレチノール配合のクリームも効果的。加えて、紫外線対策をしっかり行うことで、肌の老化を防げます。まずは自宅でできる簡単なトレーニングや生活習慣の改善で効果を試してみてください。

どうしても気になる場合は美容皮膚科などで相談してみるのがよいでしょう。

<医師からのポイント>さらに、加齢とともに唇が内側に入り込み、リップのラインが平坦になります。口紅を少しオーバーリップ気味に描くと良いでしょう。

口元の老化は習慣で変わる!

口元の老化は、年齢とともに避けがたいものの、普段の生活習慣やケアで大きく差がつく部分です。NG習慣を見直し、表情筋トレーニングや正しい呼吸法を取り入れることで、たるみやシワの進行を緩やかにできます

加えて、バランスのよい食事と適切なスキンケアを行うことが、若々しい口元をキープする鍵。今日から始められる小さな努力の積み重ねが、未来の笑顔の美しさにつながります。

ぜひ自分の口元のサインに気づき、医師のアドバイスを参考に老け顔を防ぐ生活を目指しましょう!


監修者:PRIDE CLINIC 院長 久野 賀子(https://pride-clinic.com/)

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2017年東京医科歯科大学医学部医学科 卒業。
日大板橋病院にて初期研修終了後、湘南美容クリニックに入職し、5年半勤務。
新宿本院皮膚科医局長として通常の勤務だけでなく、新人医師の指導、VIP対応、トラブル対応に従事。
2024年11月新宿二丁目にPRIDE CLINICオープン。