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「本当にクズで胸糞悪い」「最悪すぎ」“ゲスすぎる父親”に憤慨する声あがるも…「こんなに泣いたの初めてかも」号泣必至の名映画

  • 2025.7.13

喜びや悲しみを分かち合い、時にはぶつかり合いながらも、かけがえのない絆で結ばれた家族の物語は、多くの人の心を惹きつけてやみません。今回は、そんな“家族愛”をテーマにした作品5選をセレクトしました。

本記事では第5弾として、2021年公開の映画『マイ・ダディ』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“家族愛”をテーマにした作品・映画『マイ・ダディ』

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(C)SANKEI
  • 作品名:映画『マイ・ダディ』(イオンエンターテインメント
  • 公開日:2021年9月23日

あらすじ

小さな教会の牧師である御堂一男(ムロツヨシ)は、8年前に最愛の妻を亡くして以来、中学生の娘・ひかり(中田乃愛)を男手ひとつで大切に育ててきました。2人はお互いを何よりも大切に思う仲睦まじい親子でしたが、穏やかな日常は突然終わりを告げます。ひかりが白血病で倒れ、骨髄移植が必要になったのです。

ドナーになるべく検査を受けた一男は、医師からさらに衝撃的な事実を告げられます。ひかりと一男は、血の繋がった親子ではなかったのです。愛する娘の命を救いたいという一心で、一男はひかりの実の父親を探し出すことを決意します――。

映画『マイ・ダディ』の見どころ ※ネタバレあり

映画『マイ・ダディ』を視聴した一部の方から「本当にクズで胸糞悪い」「しかしアイツは最悪すぎた」と言われるほど、とんでもなく嫌われたキャラクターがいました。

それは、ひかりの実の父親であるヒロ(毎熊克哉)です。無責任な行動や実の娘に対して冷たくあしらうヒロの姿に、視聴者からは厳しい声が上がりました。毎熊さんの圧倒的な演技力が、ヒロのウザさを加速させて胸糞悪いにまで発展させてしまいました。

ヒール役の演技に注目が集まった一方、本作で映画初主演となったムロツヨシさんの新境地を開いたとも言えるシリアスな演技にも大きな話題を呼んでいます。ドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』や『今日から俺は!!』などのコミカルな役柄を演じるイメージのあるムロさんですが、本作ではユーモラスな姿は控えめに、娘を心から愛し絶望の淵に立たされながらも奔走する父親の姿を人間味たっぷりに演じています。作品を視聴した方からは、「娘の命を助けたい奔走する姿は、かっこよかった」「ムロさんの新たな一面がみられたのも新鮮」「こんなに泣いたの初めてかも」といったような高評価が多く見られました。

キャストたちの快演に絶賛の声

映画『マイ・ダディ』にて、ムロツヨシさん演じる主人公・御堂一男の妻・江津子を演じた奈緒さん。以前、奈緒さんは芝居が上手くいかず、マネージャーから「お芝居はやめた方がいいんじゃないか」と言われた経験があったそうです。念願の芝居の仕事が貰えたにもかかわらず、上手くできなかった悔しさがこみ上げるなか、ムロさんに救われたというエピソードを奈緒さんは映画総合情報サイト映画.comによる独自インタビューで明かしました。

関係のない私にも笑顔で『お疲れ様です』と言ってくださった。(中略)やっぱり人間ってその人の持つ本質がスクリーンに出ているんだなって感じたんです。(中略)それからは、自分がもしお仕事をたくさんいただけるようになったら、ムロさんと共演したいと言い続けてきました出典:マイ・ダディ : インタビュー ムロツヨシ、大真面目に“愛”を説く 奈緒、中田乃愛と語らう幸せの噛み締め方(映画.com)2021年9月13日配信

念願が叶い、ムロさんとの共演が決まった奈緒さんの繊細で引き込まれるような演技にも要チェックです。

SNSでも「ムロツヨシの真面目な芝居に心打たれる」「さすが奈緒さん」とお二人の演技に絶賛の声が溢れていました。

まだ映画『マイ・ダディ』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“血の繋がりを超えた本当の家族が生まれる瞬間”をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です