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【マナークイズ】新幹線の3人席『上座』はどっち?意外と知らないかも…

  • 2025.6.30
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

新幹線での移動、快適に過ごしたいですよね。出張や取引先との移動で座る時、どこに座るのが「上座」なのか気になった経験はありませんか?明確な決まりがあるわけではありませんが、マナーとして認識されている傾向や乗車中の快適性を考えた座り方があります。

今回は3人席だった場合の上座がどこか、クイズ形式で出題するのでぜひチャレンジしてみてくださいね。

窓際と通路側、どちらが上座?

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※Google Geminiにて作成(イメージ)

3人席は、新幹線の自由席や指定席でよく見られる座席です。上座にあたる席を考えたときに、景色がよく見える窓際がいいのか、それとも出入りのしやすい通路側がいいのか、迷ってしまうという人も多いはず。

では、実際にはどちらが正しいのでしょうか?

 

正解は…

 

 

①の窓側です。

3名席では、窓側の座席が上座、通路側が2番目、真ん中の座席は下座になります。

新幹線にも上座と下座の定義は存在します。その場で最も良いとされる席が「上座」、反対に最も格式が低いとされる席が「下座」です。上座から下座までの席にはきちんと順番が決まっているので覚えておきましょう。

席次を考えるときの基本は、景色が良く見える席、入り口から遠い位置、さらに万が一の事故の場合に一番安全な席が上座となります。快適に心地よく過ごせる場所が上座です。上記のことを踏まえると、自ずと上座の席が分かりますよ。

  1. 窓側が上座、通路側が下座
  2. ドアから遠いほうが上座、近いほうが下座
  3. 対面するボックス席においては、進行方向を向く方が上座

ここで注意したいのは、特に指定がない場合は目上の人を上座である窓側に案内しますが、窓側に座ると通路に出にくくなる点。また、なかには席を外す頻度が高いため、通路に近いほうがいいという方もいます。そのため、上司や取引先と乗る場合には「窓際の席と通路側、どちらがよろしいですか?」と一声かけるといいでしょう。

声がけでスマートな気遣いを

新幹線の3人席における「上座」は公式ルールではありませんが、マナーや快適さを考えると「窓側」が上座とされることが一般的です。しかし、どのようなケースにおいても「下座だから私はここ」と決めつけて座るのではなく、同乗者の動向を見守り、必要に応じて「窓側にお座りになりますか」「通路側の方がよろしいでしょうか」などと声掛けをすることが大切です。

旅行や出張の際は、ぜひこの記事の情報を参考にして、スマートな座席選びを心がけてくださいね。

※本記事は、過去に監修を受けて制作された記事をもとに、編集部にて再編集したものです。
※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。