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「毎月支払いが大変」“クレカ破産する人”やりがち…実は危険な“3つのNG習慣”とは?【元銀行員が解説】

  • 2025.6.27
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

クレカの明細をみて、請求額の多さに驚いた経験のある人もいるでしょう。ポイントも貯まって便利なクレカですが、使いすぎには注意が必要です。

クレカを使いすぎてしまう人には、特徴があります。今回の記事ではクレカを使いすぎてしまう人の習慣や、対処法について紹介します。

クレカを使いすぎてしまう習慣3つ

キャッシュレス時代の到来に伴って、多くの人がクレカ決済を利用しています。

しかし、中には使いすぎてしまい、毎月の返済に困ってしまう人も少なくありません。クレカを使いすぎてしまう人には、共通点があります。

お金を使っている感覚がない

クレカ決済は簡単にできるため、お金を使っているという感覚がありません。とくにタッチ決済が普及して以降、一瞬で支払いが完了します。また今では多くの場所でキャッシュレス決済が利用できるため、買い物が簡単にできてしまうようになりました。

クレカを使いすぎてしまう人は、キャッシュレス決済に慣れすぎてお金を使っているという意識がありません。計画性なくクレカを使ってしまい、返済に困ってしまった経験のある人は少なくないでしょう。

ポイントを重視しすぎている

ポイントを貯めるためにクレカ決済を増やしている人も多いでしょう。

しかし、あまりにポイントを貯めることを重視するあまり、無駄な買い物をしている人もいるのではないでしょうか。ポイントを貯めることは家計にプラスになりますが、あくまでクレカ決済のおまけ程度に考えておくようにしましょう。

リボ払いにしている

リボ払いはいくら使っても返済額が一定なため、カードを使いすぎてしまう原因に1つです。リボ払いのデメリットは、返済額が変わらないだけではありません。

分割払いと比べた場合、多くのカードでリボ払いは金利が高めです。高い金利で元金の返済がすすまず、いつまでたっても返済が終わらないのがリボ払いの特徴です。

クレカを使い過ぎないための対処法

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

クレカを使いすぎないための対処法について、見ていきましょう。

毎月の明細と通帳の残高を確認する

計画的な返済のためには、毎月の明細だけでなく通帳の残高も意識しておきましょう。当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、クレカ払いの返済に苦しむ人は明細と通帳の残高をあまり気にしていません。

毎月いくらクレカの返済があって、通帳の残高がしっかりと残っていることを確認しましょう。またクレカの明細を確認する際には、何にいくら使っているかをきちんと確認することも忘れないようにしましょう。

1回払いしか使わない

よほど大きな金額の買物でなければ、クレカの利用は1回払いが基本です。1回払いであれば多少使いすぎてしまっても、翌月の返済さえ乗り越えればなんとかなります。リボ払いはもちろん、できれば分割払いも避けましょう。

大きな金額の買物で分割払いを利用する際には、カードで分割払いするよりもショッピングローンの利用も検討するとよいでしょう。カードの分割払いは金利が高めに設定されていることが多いため、しっかりと比較することが大切です。

クレカは1回払いが基本!

クレカはお金を使っている感覚が薄く、つい使いすぎてしまうことも多いでしょう。とくにリボ払いは金利も高いため、返済がいつまでたっても終わりません。クレカを利用する際には1回払いにして、毎月の明細をしっかりと確認するようにしましょう。


監修者:ゆきひろ
信託銀行に勤務する傍ら、金融系の記事も執筆する兼業ライター。日々富裕層顧客に金融や不動産を活用したウェルスマネジメントや税務に関する提案を行っており、培った知識と経験を活かして情報発信を行っている。過去には大手カード会社でクレジットの審査業務経験もあり、金融全般の知識に明るい。FP1級、宅建士を保有。