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カイ・シュレイバー、「スーパーモデルになりたい」

  • 2025.6.16
Valentino "Le Méta-Théâtre Des Intimités" - Runway - Paris Fashion Week - Womenswear Fall/Winter 2025-2026

今年3月、ヴァレンティノ(VALENTINO)の2025-26年秋冬コレクションでランウェイデビューを果たしたカイ・シュレイバーナオミ・ワッツリーヴ・シュレイバーを両親に持つ16歳の彼女は、ずっと自宅でウォーキングの練習を重ねていたそうだ。『Interview』のインタビューで「スーパーモデルになりたい」と夢を明かした。

「もう何年もキッチンでウォーキングの練習をしてきた。ママに無理やり撮影してもらっていたから、証拠を見せられる。幼い頃からジェンダーアイデンティティに悩んできたのが影響していると思う。大きくなったら、マリリン(・モンロー)みたいに美しく、魅力的で、影響力のある女性になりたいとずっと思っていました」

モデルのアレックス・コンサーニや俳優のハンター・シェイファーハリ・ネフ、ブルガリア出身のポップシンガーであるダラ、モデルのリッチー・シャザムやコリン・ジョーンズなどをロールモデルとしているそうだ。「若いトランスジェンダーの女の子として、いつも一世代上のトランスジェンダーの人たち、特にファッション業界で活躍する人を尊敬してきました。私たちにとって共同体意識を持つことは重要。今のように敵意ある攻撃にさらされているときは、なおさらです」と続ける。

Celebrity Sightings In New York City - February 10, 2024

そんな彼女はランウェイデビューを果たした後、ヴァレンティノのキャンペーンにも登場するなど、モデルとしてキャリアを築き始めたばかり。普段はベーシックなアイテムを好み、メイクはアイラインとリップだけという「Less is more」が信条だが、「独自のスタイル」を確立することで、「世界が楽しくなる」と話す。「普段はベーシックな服装ですが、シックな感じで着こなしています。ローライズジーンズに黒いカーディガンを合わせるのが、定番です。個性的でクールな装いだと魅力的に映り、もっと知りたいを思わせる。もし誰もが同じ格好だったら、ファッションは存在しなくなってしまう」

Text: Tae Terai

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