【リモートワーク】に戻りたいと思う“瞬間”は？3位「悪天候の日」…2位の「人間関係に疲れた」に《圧倒的大差》を付けた1位は？

ビズヒッツ（三重県鈴鹿市）が運営する「Biz Hitsオンラインアシスタント」が、「リモートワークに戻りたいと思う瞬間」についての調査を実施。その結果をランキング形式で紹介しています。

調査は2025年4月18日から同月30日、リモートワーク経験者を対象にインターネットで実施されました。計502人（女性310人／男性192人）から有効回答を得ています。

3位は「悪天候の日」（9.6％）でした。雨の日は、電車内の湿気や臭いで気分が悪くなるという人もいるようで、回答者からは「雨の日に傘をさして出勤するとき」（20代女性）、「自転車通勤のため、天候が悪い日は『リモートがいい』と思う」（40代男性）といった声が寄せられたとのことです。

2位には「人間関係に疲れたとき」（12.0％）がランクイン。リモート期間中に小さく抑えられていた人間関係の摩擦が、出勤で顕在化し、疲れている人もいるようで、「職場で周囲に気を使いながら過ごしていると、『リモートワークに戻りたい』と思うことがありました。雑談のタイミングや、フリーアドレスで座る座席など。直接業務に関係のないことで疲弊する部分も多いように感じていました」（20代男性）、「職場の人間関係が面倒だなと感じるときです。意味のない会話や一緒にご飯を食べる時間など、ものすごく無駄に感じます」（30代女性）、「上司の嫌みや小言を聞いているとき」（40代男性）といったコメントがあったということです。

そして、圧倒的1位は「通勤途中」（53.4％）でした。リモートワークでは感じなかった「大きな負担」を感じた際にリモート復帰を願う人が多いようで「満員電車に乗っているとき。人身事故などによる電車遅延があったとき」（20代女性）、「渋滞や電車の遅延で、通勤に時間がかかるとき」（30代女性）、「平日の朝に起きて駅に向かい、満員電車に揺られて隣の人と肩がぶつかった瞬間に、『ああ、リモートワークがよかった』と涙が出そうになります」（40代男性）などの回答が集まったとのことです。

調査結果を受け、同社は「職場に行くまでの時間帯で、すでにリモートワークが恋しくなるという人が多数。出勤するまでの準備や疲労・負担感が、リモートワークと出社では違うと分かります」とコメントしています。

オトナンサー編集部