【山口県長門市】藩主の御茶屋屋敷！星野リゾート『界 長門』に宿泊♪②

こんにちは！リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです！山口県長門市にある「界  長門（かい ながと）」へ試泊した様子の第２回目の記事です。

御茶屋屋敷をテーマにしたお部屋で、私たちも藩主のようにしっかりと休むことができ（笑）、目覚めも快調に2日目をスタート！

朝のお楽しみ①

朝のイベントが楽しみで自律起床しましたが、目覚まし時計を使ってでも体験したいのが、こちらの「現代湯治体操」です。（6:30～ 先着4組8名）晴天時は川床テラスで行われますが、あいにくの雨で館内での実施でした。

湯守りテストに合格した界のスタッフの方が教えてくれる「現代湯治体操」。 「現代湯治体操」は全国の界共通の体操ですが、最後は「ご当地体操」も！「界 長門」では、「ご当地楽」の「大人の墨あそび」に因み、「いろはにほへとスイング」という体操が行われました。両手で大筆を持ち、全身で字を描くダイナミックな動きで、30分弱の体操が終了。

「筋力をつけるためのキツイ動きはなく、深呼吸やストレッチを取り入れた、心も休まる動きが特徴です。」とスタッフの鮎川さん。普段運動習慣のない私でも、全くきつさを感じず、あっという間。体がしっかりとほぐれました。 部屋に浴衣と甚平が用意されており、お食事処や浴場、館外へのお散歩へも着用できます。体操できる服装がなくても、甚平があるので安心です。

朝のお楽しみ②

続いて7時からは、「早朝参拝そぞろ歩き」という体験も！（先着8名）雨天中止ですが、ちょっと出てみました。宿泊者が気軽に温泉街に出ることができる「あけぼの門」から、川の方へ。

川のせせらぎを五感で楽しみ、朝の空気を満喫。

2日目の天気を予想して、1日目に「早朝参拝そぞろ歩き」の事前体験をしていましたので、その様子をお伝えしますね。 川沿いには、歴史を感じることができるスポットも残されています。こちらは大正初期に整備された「公衆洗濯場跡」。

1日目にご紹介した「恩湯」の裏手には、夜間照明も美しかった竹林の階段。

階段右脇の小道を上がると、音信川と温泉街の街並みが絶景です。

てっぺんまで登るとお目見えするのが「住吉神社・興阿寺」。この地に温泉を授けたという住吉大名神を祀る社が、恩湯を見守っています。

裏手には、御茶屋屋敷の跡があり、歴史を感じられるスポットが続きます。

紅葉の階段を下って温泉街へ。階段には広めのベンチがあり休むこともできます。 ※ベンチの設置は期間限定

朝食にも桶！

小1時間体を動かした後は、いつも以上にお腹が空いて、何とも健康的！朝の景色を愛でながらの朝食タイムです。

朝食にも桶が使われています。右上の平らなお皿に入った6品は「まごわやさしい」を取り入れた栄養バランスのとれた品々。鯵の一夜干しや、染めおろしといただく出し巻き玉子、自家製の豆腐など、どれも優しい味付けなのが印象的でした。香の物が塩分控えめで副菜のようにいただけるのが、個人的にとても気に入りました♪

桶盛り朝食

温めていただく味噌汁は、鶏肉が沢山入っていて具沢山！ほのかな甘みの徳地味噌で仕立てた味噌汁に、別添えのアカモクとゆずきちを入れると、味に深みが加わり、味噌汁の奥深さを感じる1杯でした。

ヨーグルトにはゆずきちのジャムなど、朝食もご当地の食を楽しめる内容に大満足で、1日のパワーをチャージできました。

館内での楽しみ方やアクセス方法♪

12：00という遅めのチェックアウトなので、再び大浴場へ行くのも良し、お散歩を楽しみながら温泉街のお店でお買い物もお勧めです。私は「トラベルライブラリー」で1時間程過ごしました。山口県や温泉に因んだ本が並びます。こちらは24時間オープンです！

ドリンクコーナーも併設しており、コーヒーやエスプレッソ、ハーブティーなどをいただくことができます。名物「鶏卵せんべい」もあり、小腹が空いた時にもピッタリ。薄焼きのパリパリ感が美味しく、お土産にもお勧めのお菓子です。

旅館内は大変居心地が良く、時間ギリギリまで満喫したのですが、連泊したくなるほどでした。リピーターさんや、他の界を訪れる「界ファン」が多いというのも納得の旅館。アメニティが収められている風呂敷は持ち帰りできるので、コレクションしているお客さんもいるそうです。

今回私は「界 長門」へ、博多駅～厚狭駅（新幹線）、厚狭駅～長門湯本駅（JR代行バス）を使用して行きました。九州山口とひとくくりにして紹介されることも多く、山口県へ訪れたことのある福岡の方も多いかと思います。2025年7月1日からは、益々、長門湯本温泉へのアクセスが便利になります！「福岡〜長門湯本温泉線」は、萩市まで延伸・増便し「福岡〜長門・萩線（愛称：萩・長門おとずれ号）」として試行運行が開始されることとなりました！博多バスターミナルか、西鉄天神高速バスターミナルから出発し、約3時間で長門湯本温泉に到着。2往復毎日運行予定で、運賃（大人）は片道4000円～（曜日季節により異なる）。

温泉地へはマイカーのイメージが強いですが、運転免許を所持しない人が増えている若者層や、長距離運転には不安のある高齢者の方まで、どなたにも訪れやすい温泉地として、これから益々賑わいのある温泉地となりそうです。

是非星野リゾートの温泉旅館「界 長門」で素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

「界 長門（かい ながと）」

山口県長門市深川湯本2229-1

050-3134-8092（界予約センター）

客室 40室

チェックイン15:00 チェックアウト12:00

1泊32,000円～（2名1室利用時1名あたり、サービス料・税込、夕朝食付）

界 長門【公式】 | KAI Nagato