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萩原利久&古川琴音が運命を感じたこととは? 「出会うべくして出会ったんだろうな」

  • 2025.6.15

2026年全国公開の長編アニメーション映画『花緑青が明ける日に』で声の演技に挑戦した萩原利久さんと古川琴音さん。ふたりが感じる“運命”そして“恋”とは――。

2026年全国公開の長編アニメーション映画『花緑青が明ける日に』でW主演を務めるふたり。共に声優の仕事は初めてだった彼らに、相手の印象や、今号の特集である“運命”に対する想いを聞きました。

――お互いに対して、表現者としてどういった印象を持ちましたか?

古川琴音さん(以下、古川):萩原さんとは数年前の共演以来ですが、今回初めて意識して“声”を聞いた気が。萩原さん演じる敬太郎のピュアで複雑な役柄がしっくりハマっていて、敬太郎と重なる純粋さが根っこにある方なんだろうなと、声を通して改めて感じました。

萩原利久さん(以下、萩原):僕は以前共演した時から、古川さんの声が素敵だなと思っていたんです。表現の仕事をする上で切り離せない要素である声がそもそもすごく魅力的な上に、音量や話し方をコントロールする技術も素晴らしいなって。だから声優として共演する際に、自分だけ素人っぽく浮いちゃうんじゃないかと心配だったんです。

古川:私も同じこと思ってた!

萩原:そうなんですか!? 古川さんは収録が僕より前だったけど、いろいろ苦戦されていたって聞いて驚いたんですよ。だって、めちゃくちゃ上手いんですもん。僕は古川さんの台詞が入った状態で録ったから、ある意味ラクをさせていただきました。

――今号の特集は“恋と運命”ですが、おふたりは運命を信じますか?

古川:私は拾い猫を飼っているのですが、その子には運命を感じます。相性がぴったりで、自分の子供のような感覚なんです。きっと、出会うべくして出会ったんだろうなって。

萩原:僕は全てが必然と思うタイプかも。偶然だと感じることも、実はそこまでの過程で自分が一つひとつ選択してきたものの結果というか…。そう考えることで、自分に起こる出来事が必ずしもいい内容じゃなくても受け入れられる気がします。

古川:たしかにそうかも! 私、中高大とずっと演劇部だったんです。当時はこの仕事に就くとは思っていなかったけれど、その時どきの選択が今の自分を作ってきたんですね。

――違う世界線があったら、相手は何の仕事をしていると思いますか?

古川:萩原さんってお茶目ですよね。今日の撮影でも「歩いてみて」という指示にぴょんぴょん跳んでたし。遊び心があって子供に好かれそうだから、保育士さんも合いそうです。

萩原:実は、僕も保育士さんが頭にパッと浮かんだんです。それ以外だと、お花屋さんとか? 古川さんは和のイメージがあるんですよね。

古川:えっ、嬉しい。実は最近、お茶を習い始めたところなんです。

萩原:それが雰囲気に出てるのかも。

――もし占いに行くとしたら、何について質問しますか?

萩原:僕はお金持ちになれるかどうか聞きたい(笑)。っていうのも、サンフランシスコにどうしても住みたい家を見つけてしまったんですよ。

古川:なれないって言われたら?

萩原:いろんな方法を模索するかな。占いって、都合のいいことだけ信じればいいと思うんです。それで前向きになることが大切かなって。

古川:そうですよね。私は何歳まで生きられるのかを知りたいかも。終わりがわかっていた方が、いま何をすべきかわかるじゃないですか。

萩原:35歳とか言われちゃったら?

古川:なおさら知っておきたいです。

萩原:うーん、僕は知りたいような知りたくないような…。終わりがわからないからこそ、やみくもに頑張れる側面もあるんじゃないかな?

――最後にお伺いします。今作の主人公である敬太郎とカオルにはある悲願がありますが、おふたりは人生でクリアしたい課題はありますか?

萩原:サンフランシスコ移住。今すぐの話じゃなくて、長い人生のどこかで達成できればって感じです。

古川:私は物事を始めるのは得意だけど、継続が苦手で。なので、習い始めたお茶を1年は続けるのが今の課題。覚えることが多くて必死だから、まだまだ夢中でいられそうです。

生活の全てがそのために存在すると思えることが僕にとっての恋の定義――萩原利久

僕の中で、バスケ以上に恋するものは正直なくて。楽しいことはたくさんあるけど、恋による日常の彩られ方ってすごいじゃないですか。毎日がそれ一色になったり、生活の全てがそのために存在するようなものって考えると、やっぱりバスケになっちゃう。人生の半分以上にわたり自分の軸になっているので、超える存在が現れることはたとえ一瞬でもないと思います。

未来の自分への憧れを胸に、英語の勉強を頑張っています――古川琴音

今いちばん夢中になっているのが英語の勉強。きっかけは、昨年イギリスのチームと舞台をしたこと。3か月間の集中レッスンを受けていて、単語を覚えたり英語で日記をつけたりと、毎日2時間は英語にどっぷり。英語でお芝居している自分や海外の方と作品についてお話しする姿を思い浮かべながら頑張っているので、そんな未来の自分に恋している…といえるかも?

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