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中国超級リーグ参戦中の平野美宇は「孫穎莎をコーチとして認めた」 現地メディアは世界女王との“関係構築”に注目

  • 2025.6.11
平野美宇(C)ITTF
SPREAD : 平野美宇(C)ITTF

卓球女子の平野美宇(木下グループ)は、深圳大学の一員として中国超級リーグに参戦中。25歳の世界最高峰の舞台でのチャレンジには注目が集まっている。
チームメイトとして過ごす世界女王との関係について現地メディアも報じるなど、中国での“競演”は話題を呼んでいる。

■パリ五輪など国際舞台で対戦

平野と深圳大学でチームメイトになったのが世界ランキング1位の孫穎莎で、同じ2000年生まれの両者はパリ五輪やWTTシリーズなどの国際大会でマッチアップしてきた。日本と中国の実力者による共闘は話題を集めている。
現地メディアの『新浪体育』は、11日に公開した記事の中で平野が中国超級リーグ入りするまでの経緯に触れており、「中国卓球協会が外国人選手の登録を開始すると、平野美宇が国内クラブに真っ先に連絡を取った。深圳大学は希望通りに平野美宇と契約した」と相思相愛で入団が実現したと言及。「平野美宇はついに孫穎莎とプレーするという夢を叶えた」と、チームメイトとなったことに満足感を示したとしている。
なお、孫穎莎は3種目に出場した「ITTF世界卓球選手権ファイナルズ・ドーハ大会(個人戦)」からの回復を優先させているとし、9日の初陣をベンチで過ごすなどコート上での共闘は実現していない。
それでも、世界ランキング5位の蒯曼とペアを組んだ平野のプレーぶりをベンチから見守り、助言も行うなど両者の関係性が深まっているとしており、「平野美宇は孫穎莎をコーチとして認めている印象を受けた」と記されている。
世界最高峰の舞台で研鑽を積む平野。女子卓球をけん引する女王との競演にも関心が寄せられるなか、中国超級リーグでのプレーには注目が集まる。

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