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【大人の京都旅】清水寺参道の「ザ・ホテル青龍京都清水」は朝ごはんも最高♡工芸のニューショップにも注目!《後編》

  • 2025.6.8

こんにちは、奈良在住の編集者・ふなつあさこです。元小学校だったモダン建築をコンバージョンしたラグジュアリーホテル「ザ・ホテル青龍 京都清水」。前編では、お部屋の様子や期間限定で祇園辻利とコラボしているゲストラウンジ、京都人も行きたがる大人気のルーフトップバーをレポートしました♪

後編では、ホテルの敷地内にあるアラン・デュカスがプロデュースするフレンチレストラン「ブノワ 京都」でのディナーやメインを選べるブッフェスタイルの朝食の模様をお届けします。

また、ちょうどこの宿泊取材の日に、京都を中心とする工芸の魅力を発信している「ATELIER JAPAN」の新店舗が大丸京都店にオープンするにあたって内覧会があるよ〜とお仕事仲間から誘っていただいたので、そちらも併せてご紹介します。京都は変わらないようでいて、進化し続けている街。だから沼っちゃうんだよなぁ(どっぷりはまって抜け出せない状態になることを最近「沼る」というそうです)。

京都の真っ只中のパリ 「ブノワ 京都」で夕食を

「ザ・ホテル青龍 京都清水(以下、青龍)」の敷地内、向かって左手に見える離れのような別棟は何だろ? と思っていたのが、夕食を予約していた「ブノワ 京都」でした。

こちらのレストランを監修するのは、世界各地でミシュランの星付きレストランを展開するデュカス・パリ。瓦屋根が葺かれた建物のなかは……びっくりするほど、パリ!

真っ赤なビロードのソファ、フランスの蚤の市で選んだアンティークを利用したダイニングの家具やカウンター、バーカウンター、カール・ハンセンのチェア。壁に飾られたアンティークのポスターも、アラン・デュカス氏が自ら選んだというから、そう、思った以上にパリなんです。

1912年パリにオープンして以来100年以上続く老舗ビストロを2005年からデュカス・パリが受け継ぎ、東京にも店舗を展開していますが、全然違った雰囲気。

青龍に宿泊していなくても利用することが可能で、ランチ、アフタヌーンティー、ディナーと終日、旬の味わいを取り入れたモダンなビストロ料理やスイーツを楽しめます。

ディナータイムは、プリフィクスコースがスタンダード(アラカルトも選べます)。私は前菜2品とメイン、デザート、食後の飲み物のコースをオーダー。アミューズには、チーズのシュー「グジェール」が供されました。

猛烈に悩みながら選んだ前菜その1は「サラダブノワ インゲン豆 マッシュルームと豚肉のリエット」。普段ならこれで夕食終了かも?と思うほどどっさりのサラダは、酸味のあるシェリービネガーと刻んだエシャロットであえられていました。

そして前菜その2はパリというとバケツを抱えて(?)皆さんが食べているイメージのある「ブルゴーニュ産 エスカルゴ 6個 ハーブバター」を。エスカルゴは殻が外してあるので、スプーンで上にのっているクルトンごとクルッとひっくり返してパクッといただけます。

メインは「どのメニューが人気ですか?」とお尋ねしておすすめいただいた「カスレ ブノワ風 白いんげん豆」をチョイス。カスレはフランス南西部の郷土料理だそうで、白いんげん豆と、お野菜や豚、鴨、ソーセージなどの肉類をしっかり煮込んだもの。豚がスプーンで切れるぐらいほろほろ。ボリューミーです。

アラン・デュカスというとチョコレートもおいしいので、デザートには「プロフィットロール ディブロマットクリーム/バニラアイス チョコレートの温かいソース」を選びました。プロフィットロールはシュークリームのようなお菓子です。生地がむっちりしていて、濃厚なチョコレートと合う!

ちなみに、こんな“ザ・パリのビストロ!”な店内からも、日中は八坂の塔が見えるんです。

京都とパリを、某有名猫型ロボットがポケットから出してくれるどこでも行けるドア(一応ダイレクトな名称を避けてみました)で行き来しているみたいな、なんだか不思議な気分になります。ランチやアフタフーンティーにも伺ってみたいです!

そして、ブノワ 京都の利用客限定で、前編でご紹介した大人気すぎて大行列のルーフトップバー「K36」を同時予約することが可能です。スマートにルーフトップバーを利用するなら、このパターンが一番いいんじゃないかしらと個人的には思います。

アクティブ派もおこもり派も ウェルビーイングな朝ごはん

“朝食から始まる幸福な一日”をコンセプトに「Well-being Breakfast」と題された朝食は、メインを選べるブッフェスタイル。

私は卵大好きなので「卵2個をお好みのスタイルで」いただきました。京都府宇治市の平飼い濃厚卵をオムレツ、スクランブル、目玉焼きのいずれかでオーダーできます。トマト、チーズ、マッシュルームを加えることもできるので、私はチーズとマッシュルームを入れていただきました。お天気が良かったので、中庭に面したテラス席を選びました。

ちなみに、屋内のブッフェがあるレストラン「restaurant library the hotel seiryu」は、ホテルの前身が伝統ある小学校であることを思い起こさせる図書室をコンセプトにしたしつらい。

実際に日本の文化に触れられるさまざまな書籍がコレクションされていて、手にとって読むことも可能。本棚の上段にあるカラフルなものは、実は本ではなく染色家・吉岡更紗さんの作品。

海外からのゲストも多いことから、「京の和朝食」「京の朝鍋」「京のすぐき入りリゾット」といった和食メニューも用意されていて、人気だそう。

生ハムやチーズ、京都らしいおばんざい、パン、お野菜や果物などブッフェメニューも充実。迷い箸ならぬ、迷いトングしてしまいますね。

ちなみに18時からは「SUSHI-BAR@library」として営業しています。宿泊していないビジターでも利用可能。京都発祥の手まり寿司を中心としたシグネチャーコースや、江戸前のにぎり寿司などいろいろなお寿司が楽しめるそうです。私はブノワ 京都を選びましたが、お寿司も美味しそう……。

アクティブ派なら、朝6時から開門している清水寺さんにお散歩してから朝食をいただくもよし、ホテルのあちこちから望める八坂の塔をゆったり眺めたり、モダン建築が歩んできた歴史の面影を探したりと“おこもりステイ”を楽しむもよしの青龍。

よく「取材でいいホテル行けていいね」って言われますが、プライベートで訪れてこその素晴らしいホテルです。な〜んにも考えずに、心からゆったりできるはずです。ぜひ京都旅のプランニングにお役立てください!

府知事もお祝い! 伝統工芸の発信基地「ATELIER JAPAN DAIMARU KYOTO」オープン

夢見心地で過ごした青龍を飛び出し、坂を駆け降りてバスに飛び乗って向かったのは大丸京都店。以前取材した「Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE」を手がけるShowyouが企画・運営する常設ショップ「ATELIER JAPAN」が京都の街なかにオープンするというので伺ってきました。

「日本のものづくりを世界に伝える」ことを目的として国内1号店をオープンさせてから3年、大丸京都店6階にオープンした2号店となる「ATELIER JAPAN DAIMARU KYOTO」。月〜金曜の13時〜19時は、ショップとして京都を中心とした日本の伝統工芸品を手に取ることができます。今後は、大人向けのワークショップも開催していきたいとのこと。

6階はキッズフロアでもあり、土・日曜には大丸京都店が2019年から取り組んでいる小学生以下を対象とする「だいまるきょうとっこがくえん」のワークショップスペースに。伝統工芸だけでなく、さまざまなワークショップが体験できるそうなのですが、リピーターも多く実は競争率が高いそう。

ちなみに内覧会には、京都府の西脇隆俊知事も駆けつけてテープカットが行われました。というのも、平日の午前中は、伝産ビジネス支援新拠点「Kyo-Densan-Biz」のコミュニティスペースとしても活用されるから。京都府委託事業ということで、府知事も駆けつけたという、実はビジネス的にもアツいスポットのようです。

ファッションアイテムやインテリアなど、暮らしに取り入れやすいモダンな伝統工芸品がセレクトされているので、工芸に興味がある方は気軽に訪れてみてください♪

この記事を書いた人

編集者 ふなつあさこ

ふなつあさこ

生まれも育ちも東京ながら、幼少の頃より関西(とくに奈良)に憧れ、奈良女子大学に進学。卒業後、宝島社にて編集職に就き『LOVE! 京都』はじめ関西ブランドのムックなどを手がける。2022年、結婚を機に奈良へ“Nターン”。現在はフリーランスの編集者として奈良と東京を行き来しながら働きつつ、ほんのり梵妻業もこなす日々。

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