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「貧乏人は余り物で」作業服の私を嘲笑う高級レストランの店員。即オーナーを呼んだら「恩人だぞ!」

  • 2025.6.3

私はとある建設会社の経営をしています。男性の多い業界ですが、社員の人々は私が働きやすいよう気にかけてくれ、現場におもむき、作業着姿で仕事をこなす毎日です。私は自分の仕事に誇りを持っていたのですが……。

高級レストランの修繕をする私

ある日、とあるレストランのメンテナンスを終えた私は、一息ついたところでオーナーに声をかけられました。

「作業は終わりましたか?」

「ちょうど今終わったところです。一部外壁にヒビが入っていましたが、簡単な修繕で済みました」

するとオーナーは、「いつもありがとうございます。この建物は歴史がありますからね」と感慨深げ。ここは人気の高級レストランで、古い洋館をオーナーが買い取って改修したものなのです。

「いえいえ、うちもメンテのしがいがありますよ!」と笑顔で答えると、「これからお時間ありますか?」とオーナー。私は「はい、今日の仕事は終わりなので」と答えました。

するとオーナーは、「店内に席を1つ用意したので、よかったらお食事していきませんか?」と言ってくれたのです!

聞けば、たまたまキャンセルが出たとのこと。作業服のままで少し気が引けましたが、オーナーは「お気になさらず。私は仕事があるので奥に入りますが、ごゆっくりお過ごしください」と言うので、私はありがたく食事をして帰ることにしました。

作業服姿の私にスタッフは…

店内を眺めていると、お店のスタッフたちがホールの隅で話している声が聞こえてきました。ふと視線を感じて振り返ると、中でも一番若そうな男性店員がこちらを見ています。名札には「A山」。そして彼は、私に近づいてきました。

「なんだその作業服は。ここは貧乏人が来るような店じゃねーよ」

私は聞こえなかったふりをして「すみません、お水をいただけませんか?」と言うと、「水は料理を注文したお客様にだけ出すんで」と、やはり高飛車な態度。「私もこれからお料理を注文しますけど?」と答えると、「貧乏人が頼めるメニューなんかないぞ?」と笑ってきました。

出されたのは衝撃的な料理

私はA山の言葉を無視して、「こちらの海鮮パスタセットをください」とオーダー。すると、この日最初のお客様が来店。見るからに高級ブランドを身に着けた彼らのところへ、A山は飛んでいきました。そちらのお客様には、とても丁寧な接客をしています。

数分後、A山が「おい貧乏人。飯を持ってきてやったぞ」と私のテーブルにやってきてお皿を置いたのですが……。

「貧乏人は余り物で十分。捨てるところだったまかないの残りをやるよ」

それは、あまりにもぐちゃぐちゃな盛り付けのパスタだったのです。「このようなスタッフがいたら、店の評判が落ちてしまう」と思った私は、黙ってオーナーにメッセージを送り、できるだけ早く来てもらうことにしました。

オーナーはA山に…

駆けつけたオーナーは、お皿を見て驚愕。

「A山さんに海鮮パスタを注文したら、これが……」

A山はまさかオーナーを呼ばれるとは思っていなかったようで、「だってみすぼらしい作業服の女が席を陣取って帰らないから……」と大慌てで言い訳。

するとオーナーは、周囲に構わず彼に激怒しました。

「この愚か者! この方は私の恩人だぞ!」

そう。かつてオーナーがこのお店を改修しようとしていたとき、私はオーナーの夢に感動し、わが社が破格の費用で改修を手掛けたのです。店が無事開業し、人気店へと成長したのも私とわが社のお陰だと、オーナーはいつも感謝してくれます。

「外見でお客様を判断し、ひどい応対をする君のようなスタッフはここには不要だ。もう帰っていい!」

スタッフやお客様の前でそう宣言されたA山は、「俺に恥をかかせたな!」と逆ギレ。その後、すぐにお店を辞職したようでしたが、従業員たちは「あの人がいなくなって店が平和になった」と喜んでいるとのこと。

そして私は後日、改めてこのレストランを予約。最高のサービスを受けながら、たっぷりとおいしい料理を満喫したのでした。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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