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紛失や盗難の不安を軽減。新婚旅行に「トラベルエンゲージメントリング」という選択肢を

  • 2025.6.1

「トラベルエンゲージメントリング」で旅行中の紛失や盗難の不安を軽減

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海外旅行を控え、私が荷造りでいちばん迷うのが「婚約指輪を持っていくかどうか」。特に観光名所に行く場合、大きなダイヤモンドはスリの標的になりやすい(3カラット以上なんてサイズのダイヤを指しているわけではないが、1.5カラットのマーキスでも、私の8号の薬指には大きく見える)。婚約指輪を毎日着けるタイプの私にとって、悩ましい問題だ。

多くのジュエラーは、プールや海では婚約指輪を外すよう勧めている。確かに、セッティングが腐食する、石が取れて捜索は不可能……なんて事態は避けたいもの。それでも、せっかくの記念なのだからと、婚約のシンボルとバカンスをともにしたいという人は多いはず。

先日のバルセロナ・ブライダル・ファッションウィークに行く前に、インスタグラムのストーリーズでアドバイスを求めたところ、既婚者や婚約中のフォロワーからさまざまな反応が返ってきた。実物を着けていくという人もいれば、「なんのために保険があると思ってるの?」とコメントする友人も。結婚指輪だけをする人や、行き先によって変える人もいた。過去に婚約指輪を紛失したり盗まれたりしたため、実物は二度と持って行かないと決めている人も何人かいた。そんななかで目についたのが、「トラベルエンゲージメントリング(旅行用の婚約指輪)」の良さを訴える声の数々。安価な旅行用の一点を用意すれば、大切な思い出の詰まった高価な指輪を失う心配をせず、おしゃれもバカンスも思い切り楽しめる。

これは、ダイヤモンドにそっくりなキュービックジルコニア(人工石)のジュエリーを試してみるべき……? そう思った私は、トラベルエンゲージメントリングが最良の解決策になるかどうか、ジュエリー業界のプロたちに話を聞いてみた。

トラベルエンゲージメントリングの利点

リスクを最小限に抑えるのが目的なら、旅行中だけ代替品を身につけるのも悪くない。「トラベルエンゲージメントリングは、婚約指輪の紛失や盗難、破損を心配せずに旅を楽しみたい人にとって完璧なソリューションです」と話すのは、The Clear Cutの創業者で、家族代々続くジュエラー一家の4代目となるオリビア・ランドー。「トラベルエンゲージメントリングなら、海でシュノーケリングをしているときでも、にぎやかな都市を移動しているときでも安心ですよ」

ランドーのジュエリーブランドでは、天然ダイヤモンドの婚約指輪を購入した人に「ラボグロウンダイヤモンド(その名の通り、ラボ=研究所で作られた人工ダイヤモンドのこと)」を使ったトラベルリングを無料でプレゼントしている。「キュービックジルコニアやモアサナイトは手頃でありながらダイヤモンドのような外観を実現できるため、トラベルリングとして長いこと人気です。最近では、ラボグロウンダイヤモンドもよく使われていますね」。ちなみに、ラボグロウンダイヤモンドの価格は天然ダイヤモンドの10分の1ほど。「天然ではありませんが、感情的・金銭的な重みのない、ダイヤモンドのような輝きを放つ上質なものをお探しの方には良い選択肢だと思います」とランドーは付け加える。「ダイヤモンドリングのような雰囲気を取り入れながらも、楽しく、気楽に身に着けることができる。そんなトラベルリングは、旅行をもう少し自由にしてくれる素晴らしい代用品だと言えるでしょう」

控えめな結婚指輪なら安心という意見も

Pair wedding rings in sand on tropical beach

旅行用とはいえ、華やかなリングを着けていると、スリや強盗のターゲットになってしまう可能性も否定できない。そこで、結婚指輪だけを持参するのもひとつの手だ。Hannah Florman Fine Jewelryのオーナー兼ファイン・ジュエラーのハナ・フローマンは、「リスクを最小限に抑えつつ、婚約指輪のスタイルを維持したいのであれば、トラベルリングはビーチでのバカンスなど旅行に最適なソリューションです」としつつ、「安全を優先するなら、シンプルな結婚指輪だけ着けるのもいいでしょう。金無垢や繊細なパヴェのリングがお勧めです。特別感はありますが、不要な注目は避けられます」と話す。

もっとミニマルなジュエリーを身に着けたいなら、スペーサーリングも候補に。「アクティブな旅では、シンプルさが鍵です」とフローマン。「旅の楽しみがジュエリーに邪魔されてはいけません。複雑にしなくていいのです。あなたが心地よく、安心して身につけられるジュエリーをいくつか厳選すれば、どこへ行こうとおしゃれも楽しめます」

実物の婚約指輪と旅をするなら

安全を確保する準備をしっかりしておけば、実物の婚約指輪をして旅行へ出かけるのもありだ。「天然ダイヤモンドの指輪を持って旅行する場合、保険が最新であることを確認し、肌身離さず持っておくこと。預け入れ荷物には入れないでください」とランドーはアドバイスする。「水泳やハイキングのような紛失のリスクが高まるアクティビティでは必ず外し、着けないときはホテルの金庫のような安全な場所に保管しましょう」。公共交通機関や混雑した場所を移動するときは、指輪が目立ちすぎないかにも注意が必要だ。

Text: Shelby Wax Translation: Rikako Takahashi

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