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『ONE PIECE』圧倒的な強さで世界を制した…悪魔の実は“いらない”と証明した伝説キャラ

  • 2025.7.21
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Google Geminiにて作成(イメージ)

『ONE PIECE』の世界では、“悪魔の実を食べれば誰でも強くなれる”という幻想が根強くあります。しかし、そんな価値観を真っ向から打ち砕いた伝説の男たちが存在します。

彼らは、悪魔の実に頼ることなく“覇気”のみで圧倒的な強さを手に入れ、世界を震え上がらせた存在。

今回は、悪魔の実は“いらない”と証明した最強伝説キャラをご紹介します。

※この記事は111巻までのネタバレを含みます。

ゴール・D・ロジャー(海賊王)

“海賊王”として歴史に名を刻んだ男、ゴール・D・ロジャー

富も名声もすべてを手にしながら、彼は悪魔の実の力に一切頼らなかったことで知られています。

ロジャーの強さの本質は、単なる戦闘力ではありません。覇王色・武装色・見聞色、すべての覇気を極め、悪魔の実なしで四皇クラスの海賊たちを圧倒。全盛期の“白ひげ”エドワード・ニューゲートと互角に渡り合い、ガープやセンゴクら海軍の英雄たちでさえ、彼を倒すことはできませんでした。

104巻1047話で、カイドウが口にした「覇気だけが!!!全てを凌駕する!!!」というセリフ。これは、まさにロジャーの生き様そのものを物語っているといえるでしょう。

ただし、ロジャーの“本当の強さ”は覇気だけにとどまりません。レイリーやスコッパー・ギャバンといった伝説級の仲間たちが集まったのは、ロジャーの“自由を体現する精神”と、“仲間を惹きつけるカリスマ性”、そして“必ず有言実行する男”という信頼感ゆえです。

彼らの冒険の果てに辿り着いたのが、“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”。世界の真実を知った最初の存在として、ロジャーの名は今もなお語り継がれています。

シルバーズ・レイリー(冥王)

“冥王”の異名を持ち、ルフィの師匠としても知られるシルバーズ・レイリー。彼もまた、悪魔の実に頼らずに頂点級の実力を手にした存在です。

“ロジャーの右腕”として海賊王の時代を共に築いたレイリーは、覇王色・武装色・見聞色すべてを自在に操る“覇気の達人”。その実力は、海軍大将を前にしても一歩も引かないほど。さらに、ルフィに覇気の修行をつけた数少ない師でもあり、その教えは今のルフィの強さに直結しています。

また、女ヶ島・アマゾンリリーで暴れる“黒ひげ”マーシャル・D・ティーチの暴走を、血を流すことなく収めたシーンからも、戦闘力だけではない“存在の重み”が窺えます。

現在もシャボンディ諸島という政府の目と鼻の先で暮らしながら、捕らえることのできない“厄介すぎる海賊王のクルー”として恐れられているレイリー。しかも、カームベルトを泳いで渡るなど、常人離れした身体能力も健在です。

戦闘・経験・判断力・生存力すべてが規格外。“悪魔の実なしで最強の境地に達した男”──それがシルバーズ・レイリーなのです。

まとめ

今回は、悪魔の実は“いらない”と証明した最強伝説キャラをご紹介しました。

悪魔の実に頼らず、覇気と信念だけで頂点に立ったロジャーとレイリー。ロジャーは“仲間を導く王”であり、レイリーはその“夢を支えた最強の右腕”。

それはまさに、今のルフィとゾロの姿にも重なります。ルフィがロジャーのように“自由”を体現し、ゾロがレイリーのように“剣と覚悟”で道を切り拓いていく──。信頼と絆、そして揺るがぬ意志こそが、悪魔の実を超える“本当の力”なのかもしれません。

ただ一つ違うのは、ルフィには神の力とも呼ばれる“悪魔の実”が宿っているという点。それでも彼の真価が、仲間を信じる心と自由への渇望にあることは、ロジャーたちと変わりません。

今後も、“ロジャー海賊団”と“麦わらの一味”の共通点に注目していきましょう。


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
参考動画:そんなロジャー海賊団とガープが手を組んだ「ゴッドバレー事件」全貌