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『ONE PIECE』“かつて最強”と称された悪魔の実が今や最弱クラスに…?“新しい強さ”の正体

  • 2025.7.20
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Google Geminiにて作成(イメージ)

『ONE PIECE』では、かつて“最強の悪魔の実”とまで言われていた“ロギア系”
炎・氷・光など、自然の力そのものを自在に操り、攻撃もすり抜けるという無敵の防御力を誇っていました。

しかし現在、そのロギア系が“最弱クラス”とまで評価が落ちつつあるのをご存じでしょうか?

本記事では、かつてのロギア系の強さと、物語が進んだ今の状況を比較しながら、その変化を読み解きます。

※この記事は『ONE PIECE』第111巻までのネタバレを含みます。

ロギア系は時代遅れ?今“最強”とされるのはゾオン系だった

現在、作中で最強格とされているのは、ルフィの持つ“ヒトヒトの実 幻獣種 モデル・ニカ”というゾオン系の能力。

一見すると“ゴムゴムの実(パラミシア系)”かと思われていた能力が、実はゾオン系の中でも希少な“幻獣種”であると明かされたことで、大きな注目を集めました。

さらに、麦わらの一味にはロギア系の能力者が一人もおらず、世界政府最高権力である“五老星”も、全員がゾオン系 幻獣種の能力者であることが明らかに。

そして“四皇”カイドウに至っては、百獣海賊団という名の通り、仲間の多くをゾオン系能力者で揃えていました。

これらの描写からは、“ゾオン系こそが最強”とする明確なメッセージが見て取れます。特に幻獣種は“当たり中の当たり”として、選ばれし存在の象徴となっているようです。

衰えるロギア系…黄猿・青キジに見る“最強”の終焉

かつてロギア系の代表格だったのが、海軍大将の黄猿(ボルサリーノ)

ピカピカの実で光を操るその力は、瞬間移動・高火力攻撃・防御性能を兼ね備え、まさに無敵のように描かれていました。

しかし“エッグヘッド編”では、サンジに蹴り飛ばされる描写や、ベガパンクを前にして葛藤を見せるなど、かつてのような絶対的強者の姿は影を潜めています。

また、ヒエヒエの実の青キジ(クザン)も、老齢のガープに覇気で氷を破られるシーンがあり、ロギア系の持つ“すり抜けて無効化”という特性が通じなくなってきている様子が描かれています。

これらの描写から、ロギア系が“能力だけでは通用しない時代”に突入していることが伺えます。

ロギア復権の鍵は“覇王色の覇気”か?

ロギア系が再び“最強”の座を奪還するには、覇気との併用が不可欠といえるでしょう。

中でも“覇王色の覇気”をまとえるロギア系能力者の登場が、評価を一変させる可能性があります。

注目すべきは、現・海軍元帥である赤犬(サカズキ)。彼の持つマグマグの実の破壊力は今なお圧倒的であり、過去には白ひげを瀕死に追い込み、エースを死に至らしめ、ルフィに深い絶望を与えた存在です。

現時点では、赤犬が“覇王色の覇気”を使用している描写はありませんが、その信念の強さと圧倒的な力から考えれば、覇王色を持っていても不思議ではありません。彼の再登場こそが、ロギア系復権のカギを握っているのかもしれません。

おわりに

ゾオン系(特に幻獣種)の台頭により、かつての花形だったロギア系は“最強”の座から転落しつつあります。

とはいえ、『ONE PIECE』の物語はまだ終わっていません。

今後もし“覇王色の覇気”をまとうロギア系能力者が登場すれば、再び評価が一変し、ロギア系の黄金時代が訪れる可能性も充分に残されています。


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
動画:最弱な悪魔の実はロギアに決定?昔は最強だった黄猿も今は残念!