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『ONE PIECE』敗北してもなお、なぜ“再評価”されるのか…?「やっぱり別格」ファンを熱くさせるワケ

  • 2025.7.5
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Google Geminiにて作成(イメージ)

『ONE PIECE』の世界には、過去に“敗北”を経験したにもかかわらず、今になって爆発的な支持を集めているキャラクターたちが存在します。

彼らに共通するのは、“負けたのに、なぜか強キャラ感がすごい”こと。かつては“敗北者”とされていたにもかかわらず、いまやファンから熱い視線を浴びる存在へと変貌を遂げているのです。

今回はそんな“再評価が止まらない敗北キャラたち”の魅力に迫ります。

※本記事は『ONE PIECE』111巻までの内容を含みます。ご注意ください。

マルコ

まずご紹介するのは、白ひげ海賊団No.2“不死鳥”の異名を持つ「マルコ」。

かつての頂上戦争では、

  • 「サポート系能力で目立たない」
  • 「意外と押し切られる」
  • 「海軍大将には敵わない」

など、やや過小評価されていた印象がありました。

しかし、ワノ国編でその評価は一変します。

特に注目されたのは、“百獣海賊団のキングとクイーンを同時に抑え込んだ”という驚異的な戦闘力。マルコはこれまで、マリンフォード頂上戦争や、黒ひげ海賊団との“落とし前戦争”などで敗北を経験しており、“残念な強キャラ”とも言われてきました。

ところがワノ国では、“不死鳥”の異名にふさわしい再生能力、戦場を俯瞰する冷静な判断力、さらにはゾロやサンジの活躍を引き立てるサポート力までも発揮。単なる火力だけでなく、“戦況を支配する力”そのものを見せつけました。

極めつけは、四皇“赤髪のシャンクス”から今なお勧誘されているという事実。マルコの実力は新旧“四皇No.2”の中でも最強とまで言われるようになりました。

ガープ

続いて紹介するのは、ルフィの祖父にして“伝説の海兵”モンキー・D・ガープ

「昔は強かったけど、今はもう…」という声も一部では囁かれていた彼ですが、現在はその評価がまったく逆転しています。

むしろ“年齢を重ねてもなお最強クラス”という、文字通り“規格外”のキャラとして再注目されているのです。

特に評価されているのが、“パワーで全てをねじ伏せる豪快さ”と、“弟子や部下を大切にする人間味”のギャップ。

  • 素手であらゆるものを破壊する迫力
  • 必殺技“拳骨衝突(ギャラクシー・インパクト)”の凄まじさ
  • 仲間や後進への情の深さ

これらが相まって、「ガープはやっぱり別格」との声が広がっています。

ハチノスでの黒ひげ海賊団との戦いでは、能力者たちを前に敗北する形となりましたが、それでも部下たち全員を無事に逃がすという偉業を成し遂げました。

“タダでは倒れない”。そんな生き様そのものが、ガープというキャラクターの魅力を支えているのです。

まとめ

今回は“再評価されてる!かつて残念にも敗北したキャラ”の魅力に迫りました。

かつては“負け=かませ犬”“出番終了”という構図が一般的でした。しかし今は違います。“敗北”を経験したことで見えてくる“覚悟”、そのうえで再び立ち上がる“強さ”、そして何より“共感できるリアルさ”。それこそが、現代の読者が求めている“本当のかっこよさ”なのかもしれません。

“勝ったからすごい”のではなく、“負けても尊い”。マルコやガープは、ルフィのようにそんな“新しいヒーロー像”を体現している存在なのです。

これからの彼らの活躍にも、ぜひ注目していきましょう!


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
参考動画:ヤバイ残念!最強で大当たりの悪魔の実を食べたのに…な能力者