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『ONE PIECE』黄猿戦は“本気”じゃなかった?最終章を感じさせる“圧倒的チカラ”

  • 2025.7.3
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Google Geminiにて作成(イメージ)

『ONE PIECE』エッグヘッドでの激闘の最中、ついにルフィと海軍大将・ボルサリーノ(黄猿)との戦いが決着を迎えました。かつては黄猿の圧倒的なスピードに手も足も出なかったルフィ。しかし今や彼は、わずか一撃で黄猿を沈めるほどの力を身につけています。カイドウ戦でギア5(フィフス)を披露し、その強さを見せつけたルフィですが、シャボンディ諸島で一味を壊滅寸前に追い込んだ黄猿に対して、これほどの力を見せたことは、多くのファンにとって驚きだったことでしょう。

今回は、ルフィの新たな戦闘スタイルや、戦いの裏にある意図を掘り下げていきます。

※この記事は『ONE PIECE』第111巻までのネタバレを含みます。

黄猿も警戒した“白星銃(スターガン)”の圧倒的破壊力

ルフィがギア5状態で放った必殺技“白星銃(スターガン)”は、黄猿にとって明らかに重い一撃でした。黄猿が一瞬で余裕を失ったその表情は、攻撃の威力と速さを物語っています。

しかし、技の直後にルフィはギア5の持続時間が切れ、倒れ込んでしまいます。一見すると相打ちにも見える展開ですが、実際には“早期決着を狙っていた”とする見方が強まっています。

ルフィは“より大きな脅威”を察知していた?

戦闘中のルフィの視線や表情には、一貫して緊張感が漂っていました。この背景には、ベガパンクやボニー、そして仲間たちに迫る“サターン聖”という存在の脅威をいち早く察知していた可能性があります。

黄猿以上のリスクが迫っていることを念頭に置き、ルフィはギア5の負荷と残り時間を計算しながら、黄猿との戦いを最短で終わらせようとしていたのかもしれません。

このときのルフィにとって、黄猿は“一撃で仕留めるべき敵”であり、“時間をかけてはならない相手”だったのでしょう。

黄猿戦では“全力”ではなかった可能性も

今回の戦いでは、カイドウ戦のように覇王色の覇気を纏った演出は見られませんでした。それゆえに、ルフィはあえてギア5の力を抑え、“必要最低限の力”で戦ったとも解釈できます。

また、ギア5に見られるギャグ的な表情やユーモラスな動きも、今回は控えめに描かれており、戦闘スタイルがより洗練され、シリアスな方向に進化していることがうかがえます。

ルフィは“神の力”を使いこなす段階へ

この戦いを通じて、ルフィは“神の力を偶然得た少年”から“その力を意図的に活かす青年”へと変貌を遂げたようにも感じられます。

百獣のカイドウという“四皇”を倒し、続いて海軍大将である黄猿さえも退けたルフィ。その戦闘IQは明らかに上昇し続けており、力だけでなく戦術面でも大きな成長を遂げていることが見て取れます。

おわりに

黄猿との一戦は、単なるパワーバトルではなく、覚悟と戦略が織り交ざったルフィの進化を象徴する場面でした。

圧倒的な力を持ちながらも、それをどこでどう使うかを冷静に判断できる──そんな“新しいルフィ”の姿は、物語が最終章に突入した今、ますます注目すべき存在となっています。


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
動画:驚愕!!ルフィは黄猿にカイドウ戦より本気じゃなかった!ルフィのギア5のヤバイ新事実