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『ONE PIECE』“とんでもない理由”で最強の悪魔の実を食べたキャラ【3選】

  • 2025.7.18
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写真:photoAC

1997年に連載が始まった『ONE PIECE』は、現在では単行本が111巻を超える超大作となり、連載から20年以上経った今も圧倒的な人気を誇っています。本作の魅力のひとつが、主人公ルフィをはじめとする“悪魔の実”の能力者たちの存在です。

悪魔の実は、カナヅチ(=泳げなくなる)と引き換えに強力な能力を与える果実。作中では多くのキャラクターがさまざまな理由で悪魔の実を食べ、その運命を大きく変えてきました。

今回は、“とんでもない理由で最強クラスの悪魔の実を手に入れたキャラクター3人”を紹介します!

※この記事は111巻までのネタバレを含みます。

ヤマト

百獣海賊団の総督・カイドウの息子であるヤマト。彼が手にしたのは、イヌイヌの実 幻獣種 モデル“大口真神(オオクチノマカミ)という超希少な能力です。

この実は、カイドウが手に入れたもの。しかし、ヤマトはそれを“超レアな実”と知らないまま、空腹に耐えかねて偶然食べてしまったのです。実はそのときヤマトは、カイドウに手錠をはめられ、岩屋に閉じ込められていました。父に反抗し「自分は光月おでんだ」と名乗るなど、言うことを聞かない息子に対する制裁だったのです。

もともとヤマトは、カイドウの血を引く“鬼”として並外れた身体能力を備えており、さらに覇王色の覇気も使える希少な存在。そこに偶然手にした幻獣種の力が加わり、氷を操る能力まで得たヤマトは、今や作中でもトップクラスの実力者となりました。

麦わらの一味とは行動を共にしていませんが、未来の海賊王ルフィを支える重要な“仲間”であることに違いはありません。

ボニー

最悪の世代の一人、ジュエリー・ボニーの能力はトシトシの実。自分や他人の年齢を自在に操作できる、まさに“チート級”の能力です。

しかし、この力を彼女がどうやって手に入れたのか──その真実は想像を絶します。

実はこの能力、ボニーが望んで得たものではありません。幼少期の彼女に対して、五老星の一人・サターン聖が強制的に与えたものだったのです。しかもトシトシの実はサターン聖いわく“不要な悪魔の実”。ボニーは生まれながらにして世界政府の人体実験の対象となっており、「悪魔の実を直接食べられない赤子に、抽出したエキスで能力を与えられるか」という恐ろしい実験が施されていたのです。

さらに、ボニーの母ジニーも人体実験に巻き込まれ、特殊な病“青玉鱗(せいぎょくりん)”にかかり命を落としています。

笑顔の裏に、深い悲しみと怒りを抱えるボニー。彼女にとってトシトシの実は、力であると同時に“呪い”とも言える存在なのです。

カイドウ

ワノ国を何十年も支配していた百獣海賊団の総督にして、かつての四皇──それがカイドウです。

彼が口にしたのは、動物系(ゾオン)ウオウオの実 幻獣種 モデル“青龍”。この実はかつて“ゴッドバレー事件”の景品のひとつだったとされ、世界政府が情報を隠蔽していたほどの代物です。現在はビッグ・マムがカイドウに手渡したことが明らかになっています。

この能力によりカイドウは巨大な龍へと変身できるようになり、さらに覇王色の覇気も併せ持つことで、“世界最強の生物”と称される存在にまで登りつめました。

過去には世界政府に40回以上処刑されるも、すべて生還。そしてルフィとの戦いでも3度も勝利を収めています。しかし最終的にはルフィが“太陽の神ニカ”へと覚醒し、彼に敗北しました。

カイドウが長年新世界に君臨していたこと、そしてそのカイドウを打ち倒したルフィも同じ“幻獣種の能力”+“覇王色の覇気”を持つことから、“世界を制するにはこの2つが必要不可欠なのかもしれない”と思わせる展開でした。

まとめ

今回は、“とんでもない理由で最強の悪魔の実を手に入れたキャラ3選”をご紹介しました。

能力を得た経緯は、偶然・運命・陰謀とそれぞれ異なりますが、どのキャラクターにも重厚な背景がありました。単なる“強さ”だけでなく、「なぜその力を手にしたのか?」という視点から掘り下げていくと、『ONE PIECE』の世界はさらに深く楽しめるのではないでしょうか。

これから登場する“最強の能力者”はいったい誰なのか? そんな想像を膨らませながら、物語の続きに期待しましょう!


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
参考【動画はこちら】→とんでもない理由で最強の悪魔の実を食べた人物3選!