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「月5万円、一人暮らし」年金だけで暮らす60代男性の“リアル”とは?「食べていけない」「バイトしながら地道に生活している」

  • 2025.6.18
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

年金だけでは生活できない——そう語る声が、年々増えています。今回は、近畿地方で一人暮らしを続ける60代男性・Fさん(仮名)の声をご紹介。年金月5万円という厳しい現実と、それでも見つけ出した“ささやかな楽しみ”とは?

60代男性、月5万円の年金 「働かないと食べていけない」

Fさんは自営業を経て、現在はアルバイトをしながら生活を続けています。

年金は月に5万円ほど——それだけではとても暮らしていけないため、今も働き続けざるを得ないといいます。

「不安は年金が少なすぎて食べていけないので、アルバイトをしないといけない」と、毎日がギリギリの生活の様子。

将来の安心どころか、“今日をどう暮らすか”に精一杯な日々です。

“お金をかけない楽しみ”が、心の支えにそれでもFさんは、日常の中に小さな喜びを見つけて生きています。

「楽しみは近くの図書館で本を読んだり散歩したりすること」読書や自然の中の散歩は、お金をかけずに心を落ち着かせてくれる時間。経済的に余裕がなくても、「心の健康」はなんとか保ちたい——そんな思いが伝わってきます。

年に一度の旅行、それが“希望”に

「年金が少ないので、バイトしながら地道に生活していますが、年に一度の旅行が楽しみ」

華やかではなくても、“一年に一度のご褒美”が、生活にリズムと希望を与えている。

Fさんのように、少ない収入の中でも「楽しみを諦めたくない」と努力を続ける高齢者は少なくありません。

“老後も働く”が当たり前になった時代に

Fさんの現状は、年金制度の限界を如実に表しています。高齢者になっても働き続ける必要がある——それが“普通”になりつつある今、制度や支援のあり方を根本から問い直す必要があります。

「バイトしながら地道に生きています」——その一言に込められた静かな強さと現実の厳しさに、私たちはもっと向き合うべきかもしれません。


※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。アンケート実施日:2025年6月4日
投稿方法:インターネットサービスによる任意回答(自由回答式)
投稿者:60代男性・自営業・近畿地方在住