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『寝ても疲れが取れない人』には“意外な共通点”があった… →今日から見直すべき“3つの生活習慣”とは?【医師が解説】

  • 2025.6.17
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

「昨日もたっぷり寝たのに、なんだか疲れが取れない…」そんなモヤモヤを抱えている方も多いのではないでしょうか。

もしかすると、それはあなたの生活習慣に潜む“意外な落とし穴”かもしれません。

今回は、医師が勧める「見直すべき3つの生活習慣」について解説します。これを読めば、毎朝スッキリとした目覚めを迎えられるかもしれません!

夜のルーティンを見直そう!“睡眠の質”に大きな影響を与える要素

まず注目したいのが、あなたの夜のルーティンです。

寝る直前にスマートフォンをいじる習慣がある方は要注意。

ブルーライトが交感神経を刺激して、寝付きが悪くなったり浅い睡眠になる原因になります。就寝の30分前にはスクリーンから離れ、リラックスした環境作りを心掛けましょう。人工の光ではなく、キャンドルなどの暖かい光で目を労わるとGoodです。

また、寝る前の重い食事やアルコールも睡眠の質を低下させる要因として知られています。

特にカフェインは寝る6時間前までに摂取を控えるようにすると良いでしょう。

カフェインを含まないハーブティーで、リラックスできる夜のリチュアルを作ってみるのもおすすめです。

ストレス管理が鍵!“心の健康”がもたらす影響とは?

次に見直したいのがストレス管理です。

現代人にとって、ストレスは避けられない存在ですが、これを放置すると交感神経が常に刺激され、疲労が溜まる原因になります。ストレスは心だけでなく、身体にも影響を及ぼすため、適切な解消法を取り入れることが大切です。

例えば、運動はストレスを軽減するのに非常に効果的です。週に数回、ウォーキングやヨガなどの軽い運動を取り入れてみてください。

深呼吸を伴うリラックス法や瞑想も、心を落ち着けるために役立ちます。心身の健康を維持するために、自分に合った方法でストレスを解消できるルーチンを探してみてはいかがでしょうか。

朝の光を浴びよう!“体内時計”を整えるシンプルな方法

最後に、朝の習慣を見直してみましょう。

朝起きたら、最初に明るい光を浴びることが非常に重要です。太陽の光は体内時計をリセットする効果があり、夜に眠気を誘うメラトニンの分泌を調整してくれます。

できるだけ毎日同じ時間に起床し、朝の光をしっかり浴びることで、体内のリズムを整えることができます。曇りの日でも外に出て光を浴びることで、脳が「今は昼間だ」と認識する助けになります。

また、朝食をしっかり取ることもおススメです。タンパク質やビタミンを含むバランスの取れた食事は、エネルギーを持続させ、脳の働きを活性化させる要素となります。朝食を欠かさず取ることが、1日の活力に繋がりますよ。

生活を見直して疲労回復!健康的な毎日を手に入れよう

寝ても疲れが取れないと嘆く前に、まずは今回ご紹介した3つの生活習慣を見直してみてください。

夜のルーティン、ストレス管理、朝の光と食事、これらを少し意識するだけで、より良い睡眠と活力ある日常が手に入ります。不意に訪れる疲労感に悩まされることが少なくなるはずです。

ちょっとした習慣の見直しが、あなたの健康を劇的に変えるかもしれません。ぜひ、今日から取り入れて、毎日の疲れをリセットしていきましょう!


監修者:浅草橋西口クリニックMo 頴川 博芸

静岡県沼津市出身。日本大学医学部中退、東海大学医学部卒業、順天堂大学大学院医学研究科修了。順天堂大学医学部附属静岡病院で初期臨床研修修了後、順天堂大学医学部附属順天堂医院、越谷市立病院、順天堂大学医学部附属練馬病院などを経て現在は浅草橋西口クリニックMo院長、順天堂大学医学部附属順天堂医院食道・胃外科非常勤助手。資格は日本専門医機構外科専門医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本医師会認定産業医など。趣味は旅行。