なぜか老けて見える…理由は『姿勢』かも？実年齢より“老け見えする姿勢”トップ３とは？【プロの監修】

2025.6.19

鏡を見るたび、「なんだか最近老けて見えるな…」と感じることはありませんか？実は、その印象を大きく左右しているのが『姿勢』だとご存知でしたか？シワやシミだけでなく、日頃の立ち姿や座り方にも老け見えしてしまう大きな原因があります。

この記事では、老化を感じさせやすい姿勢のクセトップ3を紹介し、そのメカニズムや対策法も解説します。姿勢を整えるだけで若々しい印象を手に入れるヒント、一緒に見ていきましょう！

老けて見える原因は姿勢にあり！その重要性を探る

見た目年齢を決める要素として、スキンケアや食生活は注目されがちですが、実は「姿勢」も大きな影響を持っています。加齢によって筋肉や関節の柔軟性が低下すると、知らず知らずのうちにバランスの悪い姿勢がクセになりがち。すると、背中が丸まったり、顔の輪郭がたるんで見えたりと、実際の年齢よりも老けて見えてしまうのです。これらの姿勢のくせは生活の中に隠れており、気づきにくいことも多いのが厄介なところ。だからこそ、自分の姿勢を見直すことは若々しさキープにとって非常に重要なのです。

老化が目立つ姿勢トップ3と原因・改善ポイント

それでは、具体的にどのような姿勢が老け見えを招くのでしょうか？専門家の意見をもとに、老化を感じさせる姿勢トップ3を挙げてみます。

猫背（前かがみの姿勢）
背中が丸まり、肩が前に出る猫背は、筋肉の衰えや生活習慣による運動不足が主な原因で始まり知らず知らず定着。猫背になると首のシワが目立ち、顔全体が下向きになり、輪郭のたるみやむくみが強調されます。さらに、胸が圧迫されるため呼吸が浅くなり、血行不良を招き、肌のくすみや疲れ顔につながることも。
反り腰（腰が過度に反った姿勢）
腰を過度に反らせる反り腰は、女性に多い姿勢のクセ。腹筋や背筋の筋力バランスが崩れることで起こりやすく、骨盤が前傾している状態です。これにより下腹部がぽっこり出て見えたり、腰痛のリスクが高まったりします。全体の姿勢が乱れることで、実年齢よりも老けて見える印象が強くなることがあります。
ストレートネック
スマホやパソコンの長時間使用による姿勢の乱れから、首が前に突出した状態。首の筋肉や関節に負担がかかりやすく、二重あごや首のしわが目立つ原因になります。正面から見た時に顔が下膨れに見え、疲れているような印象を与えやすいです。

これらの姿勢は、日常生活の姿勢習慣や運動不足、筋力低下によって加速しやすいもの。改善には、ストレッチや筋トレで筋肉のバランスを整え、正しい姿勢を意識し実践することが効果的です。また、姿勢チェック用の鏡やスマホアプリを活用して自分の姿勢を確認する習慣をつけ、正しい姿勢を少しずつ定着させていくこともおすすめです。

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若々しく見える姿勢を手に入れよう！

見た目年齢に大きく影響する姿勢は、自分のちょっとしたクセや生活習慣で気づかないうちに老け見えの原因となっています。猫背、反り腰、ストレートネックの3つは特に老けて見えやすい代表的な姿勢です。

日頃から筋肉をほぐし、正しい姿勢を意識することで顔の印象や体全体の印象がグッと若返ります。今日から自分の姿勢を少し見直してみてはいかがでしょうか？

監修：石塚利光
日本コアコンディショニング協会副会長
ペンシルベニア州立カルフォルニア大学大学院修士号 / 元福岡大学教員

米国で修士号を取得し、全米アスレティックトレーナーズ協会公認アスレティックトレーナー（BOC-ATC）、全米ストレングス＆コンディショニング協会公認ストレングス＆コンディショニング・スペシャリスト（NSCA-CSCS）、ナショナル・アカデミー・オブ・スポーツメディスンパフォーマンス・エンハンスメント・スペシャリスト＆コレクティブ・エクササイズ・スペシャリスト（NASM-PES&CES）の資格を保有。元福岡大学教員で、アメフト米国代表やBリーグ・Vリーグのプロチームなど、トップアスリートを多数指導。

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